テレビでは知ることの出来ない「芥川賞作家の日常」がテーマ
悪魔メークでヘビメタ限定カラオケを楽しみながら、芥川賞受賞の連絡を待つ――。
2015年夏、ピース・又吉直樹さんの『火花』が芥川賞を受賞して大きな注目を集めた際、芸人顔負けの独特なキャラクターで、直後から人気に火がついた同時受賞の羽田圭介さん。
「又吉さんに便乗できてありがたい」「僕の本を買ってください!」とテレビでぶっちゃけトークを炸裂させ、盛り上がりを見せた"羽田フィーバー”。
敬愛する聖飢魔IIを熱唱したバラエティ番組をはじめ、クイズ番組の解答者、情報番組のコメンテーター、旅番組のレポーターなど、活躍の場を広げ、受賞決定後に出演したテレビは100以上とも言われ、お茶の間でもすっかりお馴染みの存在になっています。
そんな多忙な羽田さんは、17歳のときに作家としてデビュー。芥川賞を受賞した『スクラップ・アンド・ビルド』は4度目のノミネート作でした。専業作家として30歳にして、今年でキャリア13年目になります。
受賞後に殺到する取材をこなしながら、どんな毎日を過ごし、そして小説といかに向き合っているのか――。きっとテレビでは知ることの出来ない一面を見ることができる、羽田さんの「文藝春秋・ホテルオークラ東京 特別講演会」が2016年5月21日(土)に開催されます。
当日は、NHK時代に「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「スタジオパークからこんにちは」などの人気番組を担当したフリーアナウンサーの住吉美紀さんをスペシャルナビゲーターに迎え、「芥川賞作家の日常」をテーマにお話をしていただきます。
伝統美を継承するホテルオークラ東京を会場に行われるトークイベントで、知的な週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。
●講師
羽田圭介(はだ・けいすけ)
1985年、東京都生まれ。2003年高校生のときに「黒冷水」で文藝賞を受賞し、デビュー。明治大学商学部卒業後、2008年「走ル」、2009年「ミート・ザ・ビート」、2014年「メタモルフォシス」が芥川賞候補に。昨年、介護問題を独特のユーモアで描いた「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞受賞。
●スペシャルナビゲーター
住吉美紀(すみよし・みき)
フリーアナウンサー。NHK時代に「プロフェッショナル 仕事の流儀」「スタジオパークからこんにちは」 などの人気番組を担当。「第58回NHK紅白歌合戦」では総合司会を務める。現在、TOKYO FM「Blue Ocean」(月~金 9時~11時)でパーソナリティーを務める。他にも雑誌やWEBマガジンで、エッセイストとして活躍中。
第52回 文藝春秋・ホテルオークラ東京 特別講演会
テーマ 「芥川賞作家の日常」
講師 羽田圭介
スペシャルナビゲーター 住吉美紀
日時 2016年5月21日(土) 10:30~ 受付、10:45~ ティータイム、11:30~ 講演(90分)
会場 ホテルオークラ東京 地下2階「アスコットホール」
参加費 4,200円(消費税・サービス料込)
参加方法 チケットのお申込みはホテルオークラ東京公式サイトまで
ホテルオークラ東京公式サイト
URL http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/koen52/
※お申込みの受付は定員になり次第、終了となります。
【お問い合わせ先】
ホテルオークラ東京イベント予約係
電話番号 03-3224-7688(月~金 10:00~17:00 ※祝日を除く)
2016.04.28(木)