英国パブは地域のためにある。ヘッドシェフの地元でもあり、毎日大賑わいのコミュニティ・パブのお手本だ。 この薪オーブンが店の心臓部。 完璧な火通しの“シーブリームの炭火焼き”£58。[左]にはバスクのパプリカ料理、ピペラード[右]が添えられる。相性抜群。 “椎茸とセロリアックを添えたイカ・ヌードル” £12。やわらかく甘みのあるイカと椎茸のバランスが絶妙。 “イベリコ豚とホワイト・ポレンタ”£15は滋味深い一品。ロスコ・オニオンがアクセントに。 カリブ圏にルーツを持つ生粋のロンドナーのベン・アレン氏。 美しいダイニング・ルームの壁には黒人スターの肖像画が並び、独特のポップ感を漂わせる。 ヴィクトリア朝パブの伝統を残している。 店名はタミル地方出身のシェフ、プリンス・ドゥライラージ氏の名前にちなむ。インド料理に合うカクテルも楽しみたい。 “オニオン・バージ”£7.50、“チキン・ロリポップ”£10.50などのおつまみとラガーは最高の相性。“デシ・サラダ”£7.50と“ラム・カレー”£13.50もぜひ。 揚げパンとヒヨコ豆のカレー“チャーナ・バトゥーレー”£10.50。 アート学習や持続可能性に力を入れる世界的なアート・ディーラー「ハウザー&ワース」のホスピタリティ部門「Artfarm」が母体。食材の一部はサマセットにある同系列の農場から取り寄せており、ファーム・ショップも通りの斜向かいにある。上階の同系列レストランでは息をのむオリジナル・アートを展示。 “チキン、ハム、リークのパイ&マッシュ”£23。 “フィッシュ・フィンガー・サンドイッチ”£15。 ピカデリー・サーカス駅すぐそばに18世紀末に建てられた伝統パブが刷新。遅くまで賑わう。 “帆立とベーコン”の前菜£16。モルト・ヴィネガーが決め手。 副菜のグリンピース£5。 ギネスで煮込んだビーフの旨みを楽しむ“スエット・プディング”£26。イギリス人が好きそうなシンプルでハートが温まる料理が並ぶ。 奥に直火グリル設備を備えたメインのダイニング・スペース。 直火料理は目下ロンドンのトレンドだ。 食材は英国産にこだわる。地下には主にスコットランド産アンガス牛を熟成・精肉する冷蔵室がある。 美味しい自家製ソーセージとギネスは1階のバーで。