平安時代、庶民のナプキンは麻布や葛布。それ以前は枯葉や砂を使った。/©アフロ 源氏物語の浮舟の段に生理についての記述が。尾形月耕『源氏五十四帖』/国立国会図書館デジタルコレクション 福井県敦賀市に現存する産小屋。出産だけでなく月経時も使用した。/朝日新聞 北尾政演『新美人合自筆鏡』/国立国会図書館デジタルコレクション 国貞『吉原遊郭娼家之図五渡亭』/国立国会図書館デジタルコレクション 『主婦之友』1929年2月号。月経を促す薬の広告。中には悪徳業者も。 『婦人世界』1909年10月号。ふんどし型の月経帯「月衣」の広告。 『婦人画報』1915年8月号。婦人画報が25銭の時代に、1缶70銭で販売されていた。 『主婦之友』1929年2月号。「最も愉悦ある日常生活」と謳っている。 左:『主婦之友』1945年新年号。脱脂綿の配給が少ないため、新聞やタオルを使った即席月経帯の作り方を紹介。 右:『主婦之友』1941年6月号。脱脂綿の代用品として模造綿が登場。 『主婦の友』1961年12月号。「吸収力は脱脂綿の5倍以上」とある。 『女性自身』1962年5月21日号。「まず失敗はありません」と謳い一気に普及。 『アンネの日記 増補新訂版』アンネ・フランク著(文藝春秋) 『生理用品の社会史』田中ひかる著(角川ソフィア文庫) 日本人の体型に合うよう海外製のものより一回り小さく設計された初の国産月経カップ。産婦人科医の宋美玄氏が公式アドバイザーを務める。ROSE CUP 5,500円/イマリ 赤ちゃんの肌着にも使用されている最高級コットンを使用。普段の紙ナプキンに重ねるだけでも、心地よい肌触りに。使い捨て布ナプキン 60枚入り 1,210円/しるばあ衣料研究開発 フェアトレードのオーガニックコットン使用・石油由来の吸収性ポリマー不使用。パッケージにはバイオマス由来の原料を80%配合。ナプキンも環境負荷が小さいものを。SISIFILLE ピリオドパッド 21cm 24個入り 715円、同23.5cm 20個入り 825円/パノコトレーディング ナプキンといえばかわいらしいパッケージが一般的な中、“ナプキンにシンプルという選択肢を”というコンセプトで企画。初回の準備数量は3時間で完売する大反響だった。エリス 素肌のきもち 超スリム シンプルデザイン 23cm 20個入り 455円(編集部調べ)/エリエール