口永良部島は島が黙っていないというか、どこか生命力を感じる島でした。これは、今も煙を吐き出す新岳。 屋久島からさらにフェリーを乗り継ぎ、口永良部島へ。 およそ50万年の間に幾度もの噴火を繰り返し、形成された口永良部島。 本村にはよろず屋さん的商店が1軒。飲み物の販売機は港の待合所前に1カ所あるのみ。 かつてのNTTの施設を避難所に。 火砕流の跡。8年を経ても、荒れた状態。 土石に埋まった向江浜の民家。島民は全員無事だったそう。 いちばん施設が整っている本村温泉。管理人さんも常駐。 海を望む西之浜温泉の露天風呂。 名勝「立神」がそびえる風光明媚な寝待温泉。 入るのに、少し勇気を要した寝待温泉。湯船は1つのみ。 寝待温泉の前の海でイルカの群れが。 3月の頃の湯向温泉。新しい施設、どんなでしょう? 本村から望む、向江浜。火砕流が海まで達した様子が想像できます。 島の周回道路から少し入っただけで、この森。 ナンゴクウラシマソウ。見たこともない植物も。島には国の天然記念物、エラブオオコウモリも生息しています。 本村区長の貴船 森さん。噴火のたびに“一人ではない、島のみんなが一緒の家族”と意識するそう。