伊豆半島や三浦半島を望む御幸の浜。高速道路の橋げたやトンネルを抜けて浜へ出ます。 小田原城と相模湾。歴史と地勢が結びつき、美味しいものが今に伝わるお土地柄。 相模湾で獲れる新鮮な海の幸。古くからの観光地・箱根へ運ぶため、魚の加工品が名産に。 ミナカ小田原。14階には展望足湯庭園が。 国道1号線沿い、ひときわ目を引く「ういろう」。和菓子店かと思ったら……。 国道1号線の道路脇には、東海道の名残が。 和菓子の老舗と思って中に入ったら、調剤室が店内中央に。 “小田原の常備薬”とされる、薬のういろう。胃腸系のほか、頭痛、痰切りにも効果が期待される、まさに万能薬。 お菓子のういろう。弥次さん喜多さん、こちらは食べた? 創業以来変わらない製法の、国産の塩と箱根山系の地下水を使い、手開きした干物を炭火で。 かまぼこ通り。かつて魚市場があったころから、魚を使った干物店、鰹節店、料亭などが集まっています。 歴史を感じる、かごせい本店。 注文後に揚げた“揚げかまぼこ”を手にビーチへ。かまぼこの底の板が順番待ちの木札でした。 住宅街の門や壁の「MIYUKI BEACH」の看板をたよりに、海へ。 高速道路の下を通って浜辺へ。防潮扉が印象的なトンネルも。 山から川を伝って養分が流れ、漁場としても豊かな小田原。夏には海水浴客も。 ビーチでは背後の西湘バイパスのロードノイズと波音がリフレインして、不思議と静けさを感じます。 駅前商店街にある「TASU+ ODAWARA」。伝説のレストラン「NOMA」のレネ・レゼピの言葉を胸に、小田原で、どの季節に、何を食べたか、記憶に残る料理をサーブ。 パプリカパウダーが入った米粉のクレープに、柿のドレッシングであえたサラダや小田原のみかんなどを乗せ、中東のスパイスのデュカをアクセントにした「米粉のサラダクレープ」。そして「きのこと花野菜のそばがき」。 小田原城のお堀には、鴨ではなくて、カモメが。