棚に並ぶパンはすべて売約済。妻の治恵さんが予約名とお礼を書いた袋に詰めて渡す。 手前から“カンパーニュ・ビオ(田舎パン)” ホール 1,200円、“ブリオッシュ・ペイザンヌ” ホール 1,000円。 窯の火を操る太田さん。 京都駅や大阪伊丹空港から車で2時間30分ほど。赤い屋根が目印。 傾斜に建てられた森に浮かぶようなテーブル席。通り抜ける風が気持ちよい。 自家栽培の小麦で作るお菓子も。 直売所にはSORA農園の野菜のほか、伊根「三野養鶏場」の卵、「かもいけ商店」の米や餅などが並ぶ。「弥栄窯」のパンも土曜日に登場。 木工作家・藤山亮大氏の特注トレイで飲み物を運ぶ。 甘鯛は鱗を揚げて立たせた後、灰になる手前の薪で油を落とす。出汁で炊いた玄米、甘酢漬けの玉ネギで食感を添えて。 弥栄町の日本料理「魚菜料理 縄屋」をはじめ自家野菜を使う店も多い。 出迎えてくれるのは吉岡さんの母による、藤織りの暖簾。 日本酒は「向井酒造」「竹野酒造」「木下酒造」など地元のものを揃える。 最大10席のカウンター。奥の障子は改装時に取り壊した壁の土を漉き込んだ、堀木エリ子氏による和紙。 店主の吉岡幸宣さん。右奥に薪火の窯が見える。 自家菜園で採りたての野菜が使われる。 “万願寺唐辛子とサザエ”は、殻の中に入ったズッキーニのソースで味わう。サザエの貝柱と“歯”を蓋にのせて。 ご飯は土鍋で炊き上げる。 アルデンテに仕立てる一品目のご飯。 皮はバリッと香ばしく、身はふっくら。“イサキの炙り”にはルッコラや赤水菜を添えて。 “スズキの造り”。料理はすべて昼夜共通 13,200円のコースから。