家に帰ったら、母の手作りのおやつを食べながら、その日の学校での出来事を話したっけ。そんな子どもの頃を思い出す、優しいお菓子がいっぱいの小さなティールームを見つけました。

 紅茶と焼き菓子のお店「ティールーム カリン(tea room karine)」は、阪急神戸線、伊丹線の塚口駅の北口を出て北東へ5、6分の、住宅街の一角にあります。アーチ型の木の扉を開けてお店に入ると、お菓子を焼く甘い香り。壁に季節のトールペイント作品がたくさん飾られていて、ミニギャラリーのよう。

 正面の小さなケースに、その日、焼きたてのスコーンやマフィンが並んでいます。

 取材時は、スコーン4種類とハワイアンスコーン4種類。店主・長瀬貴久子さんがそれぞれの味を説明して、合わせる紅茶もおすすめしてくれます。

 スコーンは、北海道産小麦粉、よつ葉バター、きび砂糖を使用。定番の「プレーン」の他は、毎週、種類が変わります。

 「アールグレイオレンジ」は、アールグレイ紅茶の香りにオレンジの風味がプラスされて味わい深い。

 「リッチバターソルト」は、塩味がきいてクセになる味。

 「ダブルチョコ」は甘さ控えめでまろやか。コーヒーにも合いそう。

 クリームチーズを練り込んだ生地が特徴のハワイアンスコーンは、外はサクッ、中はしっとり。

 飽きがこないおいしさの「プレーン」の他、甘酸っぱい「マンゴー」、バナナの風味が口いっぱいに広がる「バナナ」、芳醇な「ラムレーズン」と多彩な味が楽しめます。

 「スコーンには、アッサムティーがおすすめです」と長瀬さん。イートインは、大きなカップで提供されるので、他店のよくあるティーカップの2杯分。途中でミルクを入れると、よりスコーンに合うおいしさに。

「スコーンは必ず、温かい状態でお出ししています。少量ずつ焼いているので、焼きたての時もありますよ」

 クロテッドクリームとジャムも用意されていて、本格的な味が楽しめます。

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