コロナ禍で一大決心。ずっと秘めていた夢を形に
店主・長瀬貴久子さんは、子どもの頃からお菓子作りが趣味で、ずっと色々作ってきたのだそう。さらに、お子さんが小さい頃に習い始めたトールペイントは、長年、教室を開いているほどの腕前。「自分の作品を飾って、自分で絵を描いた器で、自分が作ったお菓子を出すお店を開くのが夢でした」。コロナ禍を機に一大決心して、夢を実現させたといいます。
2022年10月にオープンしたお店には、長瀬さん手作りのケーキと焼き菓子、トールペイント作品がいっぱい。親子連れや高齢のお客様がゆったりとお茶の時間を過ごしていたり、主婦の方が自転車でお菓子を買いに来たり。意外にも、男性のお客様も多いのだそう。近所にあったら、毎週異なるお菓子を求めて通ってしまいそうな、優しく、ホッとできる雰囲気なのです。
「お菓子の修業をしたこともないし、飲食店で働いたこともありません。でも、お菓子は何度も試作を繰り返し、毎日、焼きたてをお出しできるよう、夜中まで仕込んでいます。おいしいお菓子と紅茶をゆっくり楽しんでほしい」と長瀬さん。
自慢のスコーンをおいしい紅茶と味わっていて、ふと目についたのが、スコーンを抜いた後の端生地を一口サイズにカットして焼き上げ、カップに詰めた「ミニスコーンセット」。それだけでなく、ミニスコーンや残ったスコーンをカットしてきび砂糖とよつ葉バターを塗ってラスクにした「スコーンラスク」、さらにさらに、それらを作る際に出たものを「スコーンクランブル」として販売。
ミニやラスクはお茶に添えてちょっとつまんだり、スコーンクランブルはヨーグルトに入れたり。お菓子の端っこまで全て無駄にせず食べ切る、まさにお母さんの知恵。そんなところにも長瀬さんのお菓子への思いが感じられます。
ていねいに手作りされたお菓子を食べると、心が愛で満たされるようです。
ティールーム カリン(tea room karine)
所在地 兵庫県尼崎市塚口町2-2-5 メゾン塚口14号
電話番号 06-7896-5774
営業時間 12:00~19:00(日曜18:00閉店)
定休日 月・火・水曜
Instagram @tearoom.karine
