「“帰巣本能”の強い夫婦かもしれません(笑)」
夫の舞台は、劇場後方の席から観ることが多いのですが、歌舞伎には本当に多彩な演目があることを知りました。
また、その背景にある歴史なども学ぶことができました。
“女方(おんながた)”の役者さんの美しいお芝居をずっと見つめてきたことで、その所作や演技の引き出しなども大変な学びになっています。
舞台や映像など、時代劇に出演する機会もあるのですが、演出家の先生や他の俳優さんから「所作の美しさが以前と明らかに違いますね」と言われ、はっとしました。
積み重ねてきた時間は、公私ともに、私のキャリアと人生において、かけがえのない財産となっています。
――おふたり、水入らずの時間は、どのように過ごされていますか?
“あまり一緒にいない”と思われがちですが、実は意外とふたりの時間を過ごしています。夫も私も、根っからの“おうち派”。外に繰り出すより、家で過ごすほうが多いですね。
夫が都内で仕事をしている期間は、台所に立ち、なるべく家で食事をするようにしています。
健康に気をつけているので、お料理は昔から苦になりません。帰巣本能が強いふたりなので、お腹が空いたら、すぐ家に帰ってくるんです(笑)。
――おしどり夫婦のおふたりですが、ご主人に何か注文することはありますか?
ありません。肉体的にも精神的にも過酷な仕事の現場を見ているので、家にいるときは心から癒やされてほしいと思います。
夫は仕事を家に持ち込むタイプではありませんね。セリフは車の中で覚えているそうです。歌舞伎の本番のある日も、早朝からひとりでドライブに行ったりしています。私に気を遣わず、いつもマイペースでいてほしいと思っています。楽しそうにしている主人を見ると、私まで幸せな気持ちになりますから。
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藤原紀香(ふじわら・のりか)
兵庫県出身。1992年ミス日本グランプリ受賞後、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍。2002年にNPO「Smile Please 世界子ども基金」を設立し、以降、世界の子どもたちへの教育支援を継続し、社会貢献活動にも積極的に取り組む。昨年の大阪・関西万博では日本館名誉館長を務め、日本文化の魅力を国内外に発信した。
舞台「まんが日本昔ばなし」
「まんが日本昔ばなし」は、1975年から1994年にかけてテレビ放映された国民的アニメーションです。市原悦子・常田富士男による温かみあふれる語りとともに、世代を超えて愛され続けてきました。アニメーションの枠を超え、日本中の人々の心に寄り添い続けてきた物語と世界観は、放映終了から30年以上が経った現在もなお、色あせることなく、人々の記憶に深く刻まれています。
期間 2026年8月5日(水)~9日(日)
脚本・演出・音楽 末原拓馬
出演 藤原紀香、村方乃々佳ほか
会場 CBGKシブゲキ!!
https://onceuponatime.co.jp/special/stage/
