お尻からカメラを入れることが怖くて大腸内視鏡検査から逃げ続けた49歳医療ライターが、50歳を目前に「体験レポートを書く」ことで自分を追い込み、ついに検査を受けることに。その一部始終を全部見せます!

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40代最後の年、「大腸内視鏡検査」から逃げることをやめた

 女性のがんによる死因1位に居座る大腸がん。医療ライターとして、これまで繰り返し「がんの早期発見の重要性」について書いてきたはずなのに、大腸内視鏡については、“お尻からカメラを入れる”——そう想像するだけで怖くて先延ばしにし続け、ついに40代最後の年を迎えてしまった。

 けれど、大腸内視鏡は、がんだけでなく、将来がん化する可能性のあるポリープまでほぼ肉眼に近い高い精度で見つけることができる。そのうえ、その場で切除までしてくれるのだ。ときおり便に血が混じる自分にとっては、「がんではない」と確かめる意味でも、もう避けては通れない検査だった。

 そこで一念発起。「体験レポート」を書くという仕事にすることで自分を追い込み、いよいよ大腸内視鏡検査を受けることにした。

 初大腸カメラをお願いしたのはJR山手線・大塚駅からすぐの「おなかとおしりのクリニック東京大塚」。自宅から電車で40分と、決して近いわけではないものの、ここにしたのは、以前、取材でお世話になったときの印象がとてもよかったから。院長の気さくな人柄、受付スタッフの親身な対応。医療機関選びの決め手は、必ずしも専門性や設備だけではない。クリニックから感じられる“温かみ”も受診へのハードルを大きく下げてくれる。

 まずは検査日の予約から。火曜日は女性医師による内視鏡検査も行っているという。本来であれば、院長で消化器内視鏡専門医の端山軍(はやま・たむろ)先生にお願いしたいところだが、取材で一度じっくりお話を伺ったことのある先生に担当されるのは、やはり少し気恥ずかしい。今回は女性医師を希望した。

 検査日は4月下旬に決まったが、検査前に一度、事前の診察が必要とのこと。事前診察では現在の症状について聞かれ、私は出産以降、切れ痔に悩まされ、そのせいか便に血が混じることへの不安を伝えたところ、今回の検査は保険適用となった。ほかには体重、服薬歴、手術歴、大腸がんの家族歴、アレルギーの有無などについて確認され、その後、内視鏡検査に伴う一般的なリスクについての説明を受け、同意書に署名。

 ここまでの所要時間は10分足らず。最後に採血を行い、看護師からは前日の食事内容や当日の検査の流れについて説明を受けた。この日はお会計は2,061円(3割負担)。

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