“半常備”ぐらいのものを使い回すほうが快適に暮らせる

 さて、きょうの朝ごはん。

 常備ではないけれど、ゆで鶏を作って週のうち3~4日は冷蔵庫に入れている。これをサンドイッチにするのが好きなのだ。タカキベーカリー(わりとあちこちのスーパーで見かけるメーカー、なかなかおいしい)の「石窯イギリスパン 8枚切り」を軽くトーストして、サニーレタスとマヨではさむ。

 このパンは薄さ、大きさ、味と値段のバランスが私にとってベストなので、月に3回は買うだろうか(使い切れないときは冷凍庫へ)。

 サニーレタスは冷水につけてからスピナーでしっかり水切りし、食べやすい大きさにちぎってポリ袋に入れて冷蔵しておく。こうすると食感シャキシャキ、その音が朝の寝ぼけた体に響くうち、だんだんと体も目覚めてくる。下処理したサニーレタス、サラダにいいのはもちろん、肉のつけあわせにもいいし、お皿にたっぷり敷いて炒めものや揚げものをのせる、なんて使い方もいい。下処理してポリ袋に入れたサニーレタス、週のうち半分ぐらいは冷蔵庫にいるだろうか。

 さあ食後は牛乳を。

 タカナシの無脂肪乳をコップに1杯、朝飲むのが習慣だ。これはほぼ常備品で、たんぱく質とカルシウムのサプリ的に飲んでいる。サプリよりも手軽でナチュラル、何より日本の酪農も応援したくて。成分無調整の牛乳のほうがリッチなおいしさだけれど、それはたまにミルクティーを楽しみたいときだけで私はいい。

 常備まではいかないけれど、“半常備”ぐらいのものをあれこれと使い回すほうが、私は快適に暮らせるようだ。冷蔵庫やストックが半分ぐらい空いていれば、拭きたいときにすぐ拭けるのも気持ちがいい。などと言いつつ、さっきチェックしてみると賞味期限切れのインスタントラーメンが3袋も……! 台所の帳尻合わせ、いつまでもなっかなか上達しない。

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター、コラムニスト。「暮らしと食」がメインテーマ。主な著書に、日本各地に暮らす18人のごく日常の鍋とその人生を追った『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)、『はじめての胃もたれ 食とココロの更新記』(太田出版)がある。
Instagram @hakuo416