お笑い芸人さんに、愛する地元のおいしい食べ物や仕事でよく行く場所でのおいしいものを語ってもらう不定期連載「芸人ソウルフード」。

 第4回に登場いただくのは、ザ・マミィの林田洋平さん。長崎県長崎市出身で、小学校2年生まで佐賀県で過ごし、その後、高校卒業まで長崎で暮らしていました。芸人になるために大学を中退したことから、父親に「一人前になるまで実家に帰ってくるな」と告げられてしまったことも。昨年、10年ぶりに実家へ帰ることができたそうです。

 長崎への愛情が深く、地元の食べ物にも関心が高い林田さん。終始、楽しそうに話してくださる様子に、長崎に行ってみたいと思う気持ちが高まります。


大人になって気づいた、長崎の街の美しさ

――ご出身の長崎県長崎市はどんなところですか。

 大人になっていろんなところに行った中で感じたのは、長崎は街並みがすごくきれいだということ。路面電車も走っているし、港もある。僕が学生の頃にできた「長崎水辺の森公園」っていうきれいな公園もすごくいいところです。

 早くに外国の文化が入ってきたこともあって異国情緒と言われることが多いですけど、確かに路地に入ると石畳の通りがあったり、中華街があったり、天主堂があったりして。そういうところがぎゅっとしているのもいいんですよね。

 最近だと、長崎スタジアムシティっていうサッカーのスタジアムやホテル、お店などが入った施設もできました。

――長崎といえば坂が多いイメージがありますよね。

 すごく多いです。山に囲まれていて、平らなところがほとんどないと言ってもいいと思います。坂は傾斜がきつくて、自転車が使いものにならないんです。だから誰も持ってないし、学校とかによくある大きな駐輪場もなかったです。

 筑波大学に進学したら、キャンパスが広すぎて自転車がないと次の授業までに移動できなくて。高校までは自分の自転車を持ってなかったんですけど、大学に入ってから自分の自転車を持ちました。

 長崎は山に囲まれて盆地のようになってるからか、山肌に消えていく夕日がすごくきれいなんです。夜景もきれいで、山に沿うように家が上のほうまで建っているので、夜景が広がってよりきれいに見えるような気がします。これは個人的な意見ですけど。

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