チーズに2,000万円!? フーディーも満足する、美食のクルーズ

 美食の国フランスのクルーズ船ですから、食はハイレベル。エグゼクティブ・シェフ、ポール・エリス氏の考案したメニューを日替わりで楽しめ、フレンチばかりではなくインドやタイ、中華などアジアンなフレーバーも選択肢に並びます。アジア料理好きには嬉しいポイント!

 クルーズ中にスペシャルディナーが開催されることもあります。今回のハイライトは「チーズ・ビュッフェ」。フランス、サン=マロの高級乳製品ブランド「ボルディエ」のジャン=イヴ・ボルディエ氏による、芸術品のようなチーズが大集合した贅沢ビュッフェです。チーズの王様「ブリ・ド・モー」、洞窟熟成の「カルトバッハ」、クリーミーな白カビチーズ「ブリア・サヴァラン・アフィネ」などが美しく飾られ、チーズ好きにとってはまさに宝石箱のよう。シェフがこそっと「総額2,000万円もかけちゃった」と教えてくれた時には、チーズがそれこそ宝石のように見えてきました!? 

 レストランは3カ所あり、シチュエーションや気分で選ぶという感じでしょうか。

 朝食のメインレストランは「ラ・ヴェランダ」。ガラス窓にぐるりと囲まれたテーブル席と、テラス席があり、オーシャンビューを楽しみながら食事が楽しめます。朝食はビュッフェ、ランチとディナーはアラカルト。ディナーは要予約です。

 プールサイドにある「ル・グリル」は白を基調としたカジュアルな雰囲気。朝食はビュッフェ、ランチはグリルを中心としたアラカルトとビュッフェ、ディナーはアラカルトのポリネシア料理。こちらもディナーは要予約です。

 ディナーのメインは、ファインダイニングの「レトワール」。巨大な絵画が飾られ、太い柱が林立し、テーブルを覆うのは上質なリネン、使われる皿も繊細な陶磁器。どこか宮殿のような荘厳さです。ディナーを予約なしで利用できるのはここだけなので、てっきりカジュアルかと思ったら、とんでもない。ファインダイニングのディナーがこの船のスタンダードなおもてなしなのです。朝・昼は営業せず、ディナーもコースのみ。

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