オレンジ色の歯の秘密
展示エリアに加えて、フォレストリウム内の「森のこみち」では、平日の15時30分から16時30分まで、土日祝日の15時30分から17時まで、アメリカビーバーを従来の柵など隔てるものがない状態で間近で観察できます。
「森のこみち」へ入ると、思い思いに過ごすねむとヤマブキの姿が。人間に向かって歩いてくることもありますが、進路を邪魔せず、静かに観察します。前足の爪は鋭く、物を掴んだり、土を掘ったりするのに適しているような形状。一方、後ろ足には指の間に水かきのようなものがついて、なるほど泳ぎが得意なのがよくわかります。
また、近くで観察していると、オレンジ色の大きな歯が見えました。飼育担当者さんは「元々、オレンジ色ではなく、木をしっかりとかじることによって変色します。オレンジ色なのは表面だけで、裏側は白いんですよ」と教えてくれました。
「油分が多そうに見える毛ですが、思っているよりもふわふわしているように思います。二重構造になっていて、外側の毛は防水の役割を、内側の毛は防寒の役割を持っています。ねむとヤマブキでは毛の感触が違っており、ヤマブキは内側の毛が少しだけ天然パーマのようにくるくるとなっている特徴がありますね。
見分け方でいうと、ねむは毛の色が薄くて、見た目がツヤツヤ。ヤマブキは毛の色が濃くて、ふわふわっとしています。実際に見ると見分けることができると思うので、ぜひ見ていただきたいですね」
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■シーパラビーバー月間
■日時 開催中~2026年4月12日(日)
ビーバーの展示エリアがオープンした2026年3月7日(土)から、シーパラではさまざまなイベントを開催しています。飼育担当者による「ビーバーのレクチャータイム」では、アメリカビーバーの生態や森での暮らしの解説、アメリカビーバーが大きな前歯を使って餌をかじったり、前足で器用に餌を持つ姿を観察できます。
また、4月11日(土)、12日(日)の15時より、小学生を対象にした「ヤマハ×横浜・八景島シーパラダイス カスタネットワークショップ」も開催。そのほか、ビーバーにちなんだオリジナルフードやグッズも楽しむことができます。
詳細はこちら
https://www.seaparadise.co.jp/american_beaver/index.html
■横浜・八景島シーパラダイス
