まるまるとした身体に平たい尾……

「個人的におすすめしたいのは、アメリカビーバーが泳いでいる姿。透明のアクリル板で水中も見られるようになっています。アメリカビーバーのように水陸両用の生きものは目と鼻、耳が一直線になっているので、水面から顔半分を出して泳ぎます。シーパラでは、カピバラも同じような顔の作りをしており、どんなふうに泳いでいるかも、実際に展示エリアで観察していただきたいですね」

 アメリカビーバーといえば、平たい尾が特徴的。フォルムも含めて、なぜこんな造詣になったのだろうと不思議に思ってしまいます。

「平たい尾はウロコ状の皮膚で覆われており、水中で泳ぐ際にバランスを取ったり、水に叩きつけて家族に危険を知らせたり、敵を威嚇したりする役割があります。寝る時は尾を身体の下に敷いていることも」

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