4月7日は「国際ビーバーデー」。水の中をスイスイと泳いだり、大きな前歯で木をかじったり、前足で餌を抱えて歩く姿が愛らしいアメリカビーバーの姿に虜になる人が増えています。
横浜・八景島シーパラダイスでは、昨年よりアメリカビーバーの展示がスタート。アメリカビーバーの生態や展示エリアでの様子について話を伺いました。
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来館当初から肝が据わっていて……
「2頭は真逆な性格をしています。ねむは臆病な性格で、来館してすぐの頃、飼育員に恐る恐る近づくような性格でした。一方のヤマブキは来館当初から肝が据わっており、餌ちょうだいと積極的にアピールしてきましたね。
特にヤマブキは餌の好き嫌いが激しく、手に取った枝の匂いを嗅いで、気に入らなかったらポイっと放り投げるんです」(飼育担当者・以下同)
他園館では野菜や果物を食べている様子を見たことがある方も多いかもしれませんが、シーパラでは主に木の枝葉などを与えているそうです。それは、自然界に暮らすアメリカビーバーに近い食生活を考えているから。
「シーパラでは日々試行錯誤しながら、様々な木を与えていますが、来館して半年でわかったことは、ねむは桜の木が好きだということ。ヤマブキも好きですが、ねむのほうが好んで食べている印象です。
展示エリアには常に木を入れており、食べたい時に食べられるようにしています。2頭ともそれぞれ選んで食べることもあれば、ロッジの中に木の枝を持ち込んで食べることも。枝の上で寝ることもありますね。
アメリカビーバーの歯は伸び続ける常生歯と呼ばれるもので、硬いものをかじって歯の長さを保つ必要があるんですが、木の枝をしっかりとかじることで調節することができています。また、木の枝だけではなく、ペレットも与えています」
