リゾート写真のトップランナーが贈る一冊
この世に実在することすらにわかには信じがたい美しいリゾートの数々の絶景を紹介する一冊の本が、旅好きの間で評判を呼んでいる。その名は『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』。
著者は、三好和義さん。「楽園」をコンセプトに世界中で撮影を続け、これまでに50冊以上の写真集を世に送り出してきたリゾート写真の第一人者である。渡航した国は47カ国におよび、海外滞在日数はのべ2770日にもなるという。
本書は、2013年に発表され注目を浴びた『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』の続篇。4刷を超え、台湾でも訳書が刊行された『死ぬまでに~』同様、今回の著書も内容は非常に充実している。
ここには、タイトルの通り、空と海のきらめく青が映える美しいリゾートの写真が満載だ。
青い海の上に滞在することができる水上コテージのリゾートや、小さな島が丸ごと一軒のリゾートになっているアイランドリゾート、海中レストランやオーシャンビューのテラスで美食を味わえるリゾート……。アマン、シックスセンシズ、ワン&オンリーといった憧れのブランドから、水際立った個性を放つインディペンデント系まで、バラエティは実に豊か。ページをめくるたび、新たな楽園が次々と現れるのだ。
2015.12.01(火)