温泉街の魅力を引き出す撮影のコツ その1
「懐かしいものを見つける力を鍛えよう」
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温泉街で何を撮ろうと悩む人も多いと思う。そんな人にオススメするのは懐かしいもの探しである。
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日本各地の温泉街はどこも長い歴史を持っており、古き良きものの宝庫なのだ。1300年の歴史がある城崎温泉も、木造3階建ての建築物や街の中央を流れる大谿川、フォトジェニックな石橋、ほどよく成長した柳、射的場、神社仏閣などがある。
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まずはくまなく街を歩くこと。レンズは24~100ミリ程度のズームレンズが便利である。ホワイトバランスは晴天モード、夕方からはAUTOモードに切り替えてキョロキョロ挙動不審者になりきるべし! 歩いて見つける力が大事なのである。そして見つけたらきちんと自分の感性と想像力で画面を切り取ることを忘れずに~。
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右:手作り感満載のコウノトリの看板。背後にいる酔っぱらったタヌキおやじを守る真面目な小学生っぽいコウノトリがかわいい。
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2015.11.25(水)
文・撮影=山口規子