Magnificent View #661
ハットラグーン(オーストラリア)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 まるで絵の具を溶いたように湖面がピンクに染まるのは、オーストラリア西部にあるハットラグーン。別名を「ピンクレイク」とも呼ばれている塩水湖だ。

 ピンクに見える主な原因は、この湖に生息している緑藻の一種、ドナリエラ。直射日光から体を守るため、ドナリエラが体内で大量に作るカロテノイドの影響で、湖全体がピンクに染まって見えるのだ。

 ちなみに、このカロテノイドは、細胞の再生を助ける抗酸化作用があるといわれ、アンチエイジング化粧品の成分としても利用されている。ここハットラグーンでは、ドナリエラを大量に栽培しており、その規模は世界最大なのだとか。

 ハットラグーンは西オーストラリア州のパースから車で7時間。アクセス不便なここまではるばる訪ねても、つねにピンク色の湖が見えるとはかぎらない。美しいピンクレイクを見るのなら、夏がベストシーズンだという。

次の記事に続く 新羅の王侯貴族が舟遊びに興じた 雁鴨池のほとりでロマ...