とろり、濃厚なメロンバナナやマンゴージュースも
「メロンバナナジュース」も、濃厚でリッチな味わいです。冷凍した国産メロンの果肉にバナナと牛乳を加えてミキサーにかけ、シャーベット状にしたもの。とろり、濃いジュースで、メロンの風味が際立ちます。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/3/-/img_a32f833b2c037fccedf67ad4177930c737172.jpg)
右:完成した「メロンバナナジュース」250円。
「マンゴージュース」も、今まで飲んだものとは違うおいしさ。
「マンゴーは、ヘイデン種かケント種を使うことが多いですね。トミー種は果肉も風味も薄いので」と大咲さん。濃厚なジュースにしたいからと、年によって品種を選んで使っています。凍らせたマンゴーの果肉1個半から2個分にオレンジの果汁を50%加えているのですが、それで、酸味がプラスされてさわやかに飲めます。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/-/img_d25852300fa3fff28899ad64d758fef245370.jpg)
右:みずみずしい「マンゴージュース」350円。
他にも、秋には、凍らせたブドウと梨に、グレープフルーツの果汁とリンゴを加えた「アキックス」や、冬には、種なし柿を丸ごと1個凍らせて、オレンジ果汁とリンゴを加えた「カキミックス」も登場するのだとか。
「他にないものを作りたかった。ミックスジュースが盛り上がって山のようになっているのもおもしろいでしょう」。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/-/img_2b72b6941d9efacbce2e659018f107e749524.jpg)
右:店内の一角には果物について書かれた本や絵本が並んで。
大咲さんは、毎日、午前中は市場で働き、午後1時半から自店を開けています。
「果物の味は1個ずつ違う。安定しません。あえて、同じ味にせず、果物それぞれの味を楽しんでもらえたら」と大咲さんは言います。1杯ずつ、果物の風味を堪能するジュース。その安さとおいしさとオリジナリティに魅せられて、定期的に訪れたくなるでしょう。
『フルーツガーデン オオサキ』
所在地 大阪府高槻市古曽部町2-11-17
電話番号 072-682-2560
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/3/-/img_332e0a7b04272896b9fb3ef220cf3fb49249.jpg)
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行
生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。
2014.08.24(日)
文・撮影=そおだよおこ