俳優として活躍する渡部豪太さんが、日本各地で出会った手仕事の職人たちとともにつくるライフスタイルブランド「Gotas(ゴタス)」に注目。テレビ番組の企画で10年にわたり全国を巡った経験をきっかけに芽生えた、プロダクトを通して土地の魅力を伝えたいという思いを聞いた。

» 日本を巡る旅の中で見つけた「本当に好きなもの」
» 日本を離れたからこそ、気付けた価値観
» 『ふるカフェ系 ハルさんの休日』が教えてくれたこと
» 第一弾は、群馬県桐生市の染め物
» 水をテーマにしたプロダクトを


日本を巡る旅の中で見つけた「本当に好きなもの」

 渡部さんといえば、NHKの番組『ふるカフェ系 ハルさんの休日』を思い浮かべる人もいるだろう。渡部さんが、古い建物好きのハルさんに扮して、全国の古民家カフェを巡り、地元の食材や料理を楽しむとともに、オーナーなど地域の人々との触れ合いをとおして土地の文化や慣習を知り視聴者に教えてくれる。番組は好評で、放送は約10年続いた。

 そんな渡部さんが立ち上げたライフスタイルブランド「Gotas」は、単なるアパレルや雑貨のレーベルではない。学生時代から20年以上にわたって育んだ渡部さんの「日本をもっと知りたい」という思いと、長年関わってきた番組の中で培った経験の集大成となっている。そのコンセプトはとてもシンプル。日本を巡る中で出会った、本当に好きなものを紹介することだ。

次のページ 日本を離れたからこそ、気付けた価値観