予定を詰め込むことも、何もしないこともお好み次第な洋上生活

 船内のおすすめファシリティは、創業1963年のフランスのタラソテラピーの老舗「アルゴテルム スパ」。タヒチで3軒を展開しているうちのひとつがm/sポール ゴーギャンに入っています。

 併設の無料サウナ(スチーム)は貸し切り制。10人は入れそうなほどのゆとりのある広さで、滞在中、予約が取れれば何度でも利用できます。

 スパに併設されたフィットネスジムにはバイクやトレッドミルといった有酸素マシーンに加え、レッグプレスなどの筋力トレーニング用マシーンも設置。フリーウェイト用の器具もあります。

 ユニークなのは、船の最後尾がパカッと開く格納式のプラットフォーム、「ウォータースポーツマリーナ」。ここからカヤックやパドルボードで直接海へ出ていくことができます。ちなみに、マリンスポーツギアのレンタルは無料(ダイビング以外)。スノーケリングセットはクルーズ初日に借りて、キャビンにキープしておくこともできます。

 日替わりアクティビティはズンバ・ダンスの運動系からポリネシアに伝わる伝統航海術についてのレクチャー、パレオの巻き方といったカルチャー系まで幅広くラインナップ。

 8日以上のクルーズならば、白がドレスコードの「ホワイトナイト」といったイベントもあります。プールサイドに白いドレスやシャツでバシッと着飾ったゲストたちが集い、スパークリングワインを手にバンド演奏で盛り上がります。

 一方、カラフルあるいは花柄がドレスコードの「ポリネシアンナイト」もあります。地元の人々が船にやってきて、ヤシの葉で編む帽子作りを実演し、ゲスト一人ひとりにプレゼント。ポリネシアンダンスショーも開催されます。

 ディナーの後は、夜ごとエンターテインメントが繰り広げられる「ル グラン サロン」へ。本格的なダンスチームによるショーやピアノの生演奏、日ごろお世話してくれるスタッフたちが歌やダンスを披露するクルーショーなど、こちらも日替わりです。

 こうした日替わりメニューやアクティビティは、毎夜キャビンに配られる“船内新聞”にスケジュールや見どころが紹介されています。「明日、何をしようかな?」と考えながら予習するのも、毎日の楽しいひと時。船内新聞のチェックはクルーズを満喫するための基本にして極意です。

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