「“相手を信じきる”ってこういうこと」竹内涼真×町田啓太が語る『10DANCE』への覚悟と挑戦

8年ぶりの共演で驚いたのは「町田くんの追い込み方」

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――お二人は8年ぶりの共演とのことですが、お互いに変化や成長を感じた点はありますか？

竹内　成長はもちろんしたよね。

町田　していなかったら、それはちょっとやばいかもしれないね（笑）。

竹内　でも、根本のところは変わってないと思う。町田くんが杉木役を演じることが決まった時は嬉しかったし、それを聞いて「あ、これはいけるかもしれない」って思えました。本読みをしたときには、僕らのエネルギーの駆け引きが面白くなるって感じられました。

町田　それは共通認識だったよね。竹内くんは作品作りが大好きだし、紳士的。その部分が8年経っていい意味で拍車がかかっているように感じました。だからこそ「絶対面白いことが起きるな」って思えて嬉しかったですね。

竹内　久々に会って、お互いに対して期待を感じていたから、なんか楽しくなっちゃったよね。8年ぶりに共演して、町田くんの追い込み方には驚いたね。

町田　一緒に追い込んでたじゃん。

竹内　いや、追い込み方がちょっと違うのよ。僕は、無理だなと感じたら一回そこから離れてみるんだけど、町田くんは絶対に投げ出さないじゃん。

町田　たしかに。一回目を背けて、またすぐに戻ればいいんだけど、それが出来ないんですよね。ぐーって入っていっちゃうタイプなんです。とにかくねじ込む。癖なんでしょうね。一回でも離れると不安になっちゃうんだと思う。

竹内　僕らはアプローチの仕方が全く違うよね。

町田　自分でも面倒くさいやつだなって思うんだけどね（笑）。