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【表情筋エクササイズ3】大頬骨筋:にっかり体操

 大頬骨筋を鍛えることで目のたるみを持ち上げ、改善へと導きます。笑顔にも欠かせない筋肉ですので、元気に笑ってしっかり鍛えていきましょう。

① 口を閉じて、口角を少し持ち上げます。

② 口を横に広げ、口角を最大限持ち上げて、「にっかり!」と大きく笑います。

③ この状態で10秒キープします。最初は5秒から始めて、慣れてきたら10秒に増やしましょう。

④ パッと力を抜いて、①の状態に戻します。

①~④を5回繰り返します。

 鏡の前で、ターゲットである大頬骨筋の盛り上がりを確認してみましょう。もしくは、にっかりと笑った状態で、ほおの盛り上がっている部分を触ってみます。硬くなっていたら、大頬骨筋が使えています。

奥田逸子(おくだ・いつこ)

医師・医学博士。国際医療福祉大学三田病院 放射線診断センター/同大学医学部准教授、久留米大学 医学部解剖学講座 客員教授。四半世紀以上、画像診断を続けてきた経験から「加齢を画像で診る」研究をスタート。自分自身でできる美顔体操を考案・普及させている。「ガッテン」「あさイチ」(NHK)などアンチエイジングに関するテレビ出演で大反響となり、講演も多数行う。研究は主に加齢画像研究所 ONIで行っている。著書多数。

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2025.05.30(金)
文=奥田逸子
撮影=釜谷洋史