とらや史上、もっともフレッシュな「いちごあんみつ」

あんみつは通年愛される甘味メニュー。この春は1周年記念として、今までにないほどたっぷりと生いちごを使った「いちごあんみつ」が登場する。

いちごは、白餡との相性のいい品種を試行錯誤。ほどよい酸味と食感がある「とちあいか」を使う。たっぷりと生のいちごを添えるほか、白餡の横に添えられた甘酸っぱいソルベも、とてもフレッシュな味わい。
いちごよりも少し酸味があるラズベリーの水羊羹は、味も彩りも華やがせるひと工夫だ。

添えられたいちごの蜜は、フレッシュなだけでなく、少し煮詰めたいちごの甘さも醍醐味だ。濃縮したいちごの味を加えることで、さらに濃厚な香りが立ちのぼる。
生いちご、白玉、白餡をひと口で頬張ると、まるでいちご大福を食べているよう。さまざまな表情を見せてくれる、なんとも春らしいあんみつだ。

2025.04.10(木)
文=CREA編集部
写真=志水 隆