◆英彦山花園のシャクナゲ

 英彦山神宮の参道沿いを運行する「英彦山スロープカー」の、花駅に隣接する英彦山花園。

 総面積1万7,000平方メートルの広大な敷地にさまざまな高山植物や花木が植栽されており、例年4月中旬から下旬にかけては、約5,000本のツクシシャクナゲが咲き誇る。

 淡い桃色のシャクナゲと同時期に芽吹く新緑とのコントラストは非常に美しく、春は紅葉時期と並ぶ英彦山花園の最盛期だ。

見ごろの時期:4月中旬~下旬

英彦山花園のシャクナゲ(ひこさんかえんのシャクナゲ)

所在地 福岡県田川郡添田町大字英彦山1487
http://hikosan-slopecar.net/

◆柳川川下りと堀割沿いの桜

  水郷柳川の代名詞といえば、「川下り」。どんこ舟に乗り、堀割に映える柳の緑や並倉の赤煉瓦などをのんびり眺めながら、お堀めぐりが楽しめる。

 春にはそこに桜のピンクが加わり、さらに色彩豊かな風景が広がる。

 1738年、柳川5代藩主・立花貞俶(さだよし)が私邸として造設した、現在の「柳川藩主立花邸 御花」は、7000坪もの敷地全体が国の名勝に指定されている。明治時代に造られた伯爵邸と庭園は当時のままで、2025年1月、唯一無二の宿として生まれ変わった。

柳川川下りと堀割沿いの桜(やながわかわくだりとほりわりぞいのさくら)

所在地 福岡県柳川市
https://www.yanagawa-net.com/attractions/ohori/

2025.03.22(土)
文=CREA編集部
協力=福岡県観光連盟WEB「クロスロードふくおか」