◆浅井の一本桜

池の畔で堂々たる風格を見せる、「浅井の一本桜」。樹齢約110年といわれるヤマザクラの大樹で、幹回り約4.3メートル、高さ約18メートルを誇る。
長年地元の人々から大切に守られてきた市のシンボルであり、久留米市の景観重要樹木にも指定されている。毎年見事な花を咲かせ、その幹の太さと花密度の高さで圧倒的な存在感を放つ。
青空と池に映し出された「逆さ桜」の光景は息を吞むほど美しい。開花に合わせてライトアップ(19:00~21:00予定)も実施され、県内外から多くの人が観賞や写真撮影に訪れる。
開花時期:3月下旬(一般的な桜に比べ、やや遅れて開花します)
※2024年のライトアップ期間は、3月30日(土)~4月5日(金)19時~21時
浅井の一本桜(あさいのいっぽんざくら)
所在地 福岡県久留米市山本町耳納1511-1
https://welcome-kurume.com/spots/detail/38889ca9-7405-4e16-b04a-d06c0a36f46b
◆のこのしまアイランドパーク

春になると、能古島に出現する菜の花のパノラマ花壇。島内北西部に位置する「のこのしまアイランドパーク」の花壇で、博多湾を望む花畑に約50万本の菜の花が咲き乱れる。
青い海や空、志賀島をバックに広がる菜の花畑は、まるで広大な黄色のじゅうたんのよう。3月下旬から4月上旬ごろにはソメイヨシノも加わり、いっそう美しい景色が望める。
また、花畑の横にある「海に飛び込んでいるように見えるブランコ」は、週末には長蛇の列ができるほどの人気インスタ映えスポット。SNSを通じて知った海外からの観光客がブランコ目当てに来園することも多いのだとか。
能古島は、博多湾に浮かぶ周囲12キロメートルの島。四季折々の花が咲くアイランドパークを中心としたリゾートアイランド。のどかな風景に囲まれて、非日常体験を。
菜の花の開花時期:3月上旬~4月中旬
菜の花と桜が同時に咲く時期:3月下旬~4月上旬
のこのしまアイランドパーク(のこのしまアイランドパーク)
所在地 福岡県福岡市西区能古島
http://nokonoshima.com/
2025.03.22(土)
文=CREA編集部
協力=福岡県観光連盟WEB「クロスロードふくおか」