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二度と出合えないかもしれない愛すべきお宝たち

中:アメリカの老舗製粉会社、ピルズベリー社のイメージキャラクター、ドゥーボーイの人形も(奥)。
右:1970年の『ピーナッツ』のクックブックもありました!

中:60年代日本でもよく見かけたフラドール。腰巻きのプリント柄もキュート。
右:珍しい水色のファイヤーキングも。
懐かしのタッパーウェア、いつの時代も人気アイテムのファイヤーキング、カラフルカラーのパイレックスのボウルやオーブンウェアなど、今回もやっぱり充実。でもこれらは重たいので今回は我慢。ヴィンテージカマカといったレアアイテムも、それほど高くない値段で出品されていて、これもまた迷いました。今はもうなかなか見ることのなくなったスヌーピーアイテムもちらほら。オールド・フラドールやティキなども。そんな古き良きハワイを愛してきた人たちが持っていたお宝がザクザク。皆、次の世代へとこのお宝を引き継ぐべく、こうしてショーに出しているわけ。

右:ヴィンテージレコードもたくさん!

右:フタを開けるとザ・ビーチ・ボーイズの「Surfin’ U.S.A.」が流れるクッキージャー。
古いものはもう二度とこのテクスチャーでは作れないから、数が少なくなっているのは周知の事実であり、仕方のないこと。実際、世界的にヴィンテージの値段が急激に上がっているのはここ数年、いやもっと前から感じていたので、ハワイアナと呼ばれるこれらの値段もそれなりになっているのは納得でした。とはいえ、思っているよりも高値でないのは、アロハなこのショーならでは。

右:ヴィンテージの端切れがいろいろ詰まったお宝コーナー。
2025.02.17(月)
文・写真=赤澤かおり