この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年6月10日)

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vol.331 キャベツたっぷりポークジンジャー

キャベツたっぷりポークジンジャー。
キャベツたっぷりポークジンジャー。

 私、キャベツをよ~~く使ってますね。好きなんです、ごめんなさい。キャベツたっぷり入れた豚の生姜焼きですよ。肉は調味液とかに漬けなくてOK! ただ肉に小麦粉はたく手間はカットしないで一度試してほしい。

■材料(1人分)

・キャベツ:100g
・豚ばら肉:100g
・ごはん:1膳分
・サラダ油:小さじ1
・小麦粉:少々

[A]
・おろし生姜:小さじ1と1/3
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・醤油:大さじ1と1/3

■作り方

(1)キャベツはひと口大に切り、豚肉は7~8センチ幅に切って小麦粉を薄く全体にまぶす。容器に[A]を入れてよく混ぜておく。

 小麦粉をつけると肉の食感がよくなり、炒めたとき全体に軽いとろみがついて、ごはんとのまとまりもよくなります。

(2)フライパンに油をひいて中火にかけ、豚肉を炒める。全体に火が通ったらキャベツを加えてフタをして1分おく。

(3)火を強め、[A]を加えて全体によくからめるように炒める。

(4)水分があらかた飛んだら、ごはんにのっける。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.06.10(月)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔