この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年4月24日)

» きのうのレシピ「鶏ささみともずく蕎麦」


vol.284 油淋カジキのっけ丼

油淋カジキのっけ丼。
油淋カジキのっけ丼。

 今日はカジキに油淋鶏のソースを絡めました。油淋鶏はその名のとおり、基本は鶏肉で作りますが、鶏むね肉とカジキ、食感がすごく似てるんですよね。このソースを絡ませるとカジキの臭みも気にならず、とてもいい感じ。

■材料(1人分)

・メカジキ:1切(90g)
・塩、こしょう:少々
・片栗粉:大さじ1
・米油:大さじ1/2

[たれ]
・長ねぎ、にんにく、生姜みじん:各大さじ1
・醤油、酢:各大さじ1
・砂糖、ごま油:各小さじ1
・赤唐辛子(輪切り):少々

・サンチュまたはレタスなど(あれば):2枚ほど

■作り方

(1) カジキは厚さ1センチ程度の薄切りにし、塩、こしょう少々をふり、片栗粉をまぶす。ボウルにたれの材料を入れて混ぜておく。

(2) フライパンに米油を入れて弱めの中火で熱し、(1)を入れて蓋をして1分ほど焼く。焼き目がカリっとしたらひっくり返し、再度蓋をして2分ほど焼く。

(3) ごはんの上にサンチュをちぎってのせ、(2)をたれにくぐらせてのせる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.04.24(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔