この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年4月23日)

» きのうのレシピ「パセリとひき肉いためのっけ」


vol.283 鶏ささみともずく蕎麦

鶏ささみともずく蕎麦。
鶏ささみともずく蕎麦。

 値段的に手頃に買えることが多く、カロリーも低い鶏ささみはありがたい存在。お蕎麦にのっけるのも私は好きです。粉を薄くつけてゆでると口当たりがなめらかになって、いいものですよ。

■材料(1人分)

・鶏ささみ:2本
・生もずく:90g
・蕎麦:1玉(茹でておく)
・小麦粉:少々
・刻み青ねぎ:適量
・蕎麦つゆ:500ml程度

[蕎麦つゆレシピ]
・出汁:500ml
・酒、みりん:各大さじ1
・醤油:大さじ1と1/2
・塩:小さじ1/4
※出汁に調味料すべてを入れて一度沸かし、よく混ぜておく

■作り方

(1) 鶏ささみは1センチ間隔でななめに軽く切り込みを入れて、小麦粉を薄くまぶしておく(片栗粉でもよい)。

(2) 鍋に蕎麦つゆ、ささみを入れて中火にかけ、沸いたら火を弱めて4分煮る。

(3) うつわに蕎麦を入れ、(2)ともずく、青ねぎをのっける。

 昨日の「飾りじゃないのよパセリは」レシピ、いいですねえ。私もパセリ党員です。パセリの苦味、40代になって特に好きになりました。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.04.23(火)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔