これらの登録は、「ヘルスケア」アプリから行います。画面右上にあるユーザアイコンをタップしたのち、表示される「メディカルID」をタップ。そこで「編集」ボタンを押して、内容を順次入力していけば完了です。ちなみに「メディカルID」という名前のアプリはありませんので注意が必要です。
なお、画面の最下段にある「緊急電話中に共有」をオンにすると、該当のiPhoneから110番や119番通報を行った時に、メディカルIDの情報をテキストデータとして送信することもできますが、ここはひとまず、情報をひととおり登録することを目指しましょう。
![パーソナル情報の登録は、プリインストールされている「ヘルスケア」アプリから行います](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/e/1280wm/img_eeb826519f967bfed5cf9ccb6177740735832.jpg)
![ヘルスケアアプリを起動し、右上のユーザアイコンをタップします](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/1280wm/img_9d7c5ff6ebe23eb833979cd7889039db53892.jpg)
![次の画面で「メディカルID」という項目がありますのでタップします](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/f/1280wm/img_8fb4c7f9e34975756688da668630b53354052.jpg)
![メディカルIDが表示されます。内容を編集するには右上の「編集」をタップします](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/1280wm/img_b49fe60c7faa2715c5ca15f156588cec41149.jpg)
![編集画面。名前と生年月日といった基礎情報のほか、病気/けがについて、医療メモ、アレルギーと反応、使用中の薬、血液型、臓器提供の意思などを登録できます](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/d/1280wm/img_7d8ebe91869e16df6b787e09589a887143737.jpg)
![さらに体重、身長、優先する言語に加えて、緊急連絡先を登録しておけます。このほかロック時に表示するか否か、また緊急通報サービスに連絡する時にこれらの情報を共有するかも選択できます](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/1280wm/img_e8678c2361980df59bf1bc981b6e28dd71736.jpg)
![iPhoneがロックされた状態からこれらの情報を呼び出すには、電源ボタンを5回連続して押すか、電源ボタンと音量大ボタンの同時押しで表示される画面で「メディカルID」を右にスワイプします](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/1280wm/img_49294b5815cc674f9639b8cff8a6159538935.jpg)
![メディカルIDが無事表示されました](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/6/1280wm/img_0669687afb772d0abd509a18c6a08a5629679.jpg)
Androidでは「緊急情報サービス」をタップ
続いてAndroidについて。AndroidはiPhoneと違い、機種によって機能には若干差があるのですが、基本的には「緊急情報サービス」アプリ(画面上での表示は「緊急情報」)を使用します。Android 12以降ではプリインストールされていますが、手持ちの端末にない場合は、Google Playストアからダウンロードできます。
登録方法は、まず緊急情報サービスアプリを開き、「あなたの情報」→「医療に関する情報」をタップ。すると登録済みの内容が表示されますので、クリックすることで編集が行えます。登録できる項目は、名前、年齢、血液型、身長、体重、アレルギー、服用している薬、住所、健康状態、臓器提供の可否、緊急連絡先など、iPhoneとほぼ同じです。
iPhoneのメディカルIDと大きく違うのは、住所の記入欄があること。万一の場合に第三者に見られることに抵抗がある場合は、空欄にしておくとよいでしょう。またiPhoneと同じく、ロック時に表示するか否か、また緊急通報サービスに連絡する時にこれら情報をテキストデータとして送信するか否かも選択できます。
なお緊急情報サービスアプリに登録したこれらの情報は、電源ボタンと音量大ボタンを同時に押した画面で「緊急通報」をタップしたのち「緊急情報を表示」をタップすることで表示できます。
2024.02.19(月)
文=山口真弘