HYBE Lebelの一つで、SEVENTEENを生んだPLEDIS Entertainmentから、9年ぶりに誕生したボーイグループTWS(トゥアス)が、1月22日(月)デビューアルバム「Sparkling Blue」をリリースし、待望のデビュー。デビュー当日、韓国・ソウルで1st Mini Album「Sparkling Blue」発売記念メディアショーケースを行った。
期待の新人がついに全貌公開!
グループ名は「TWENTY FOUR SEVEN WITH US」の略で、「いつもTWSと一緒に」という意味。
「いいエネルギーと音楽で、平凡な日常を特別なものにしてくれる友達」という意味もあるんだそう。
メンバーは、SHINYU、DOHOON、YONGJAE、唯一の外国出身者HANJIN、JIHOON、末っ子のKYUNGMINまで6人。平均年齢17.8歳という若さと清涼感あるビジュアル、HYBE LABELから今年出る最初のグループという話題性もあり、デビュー前から各種CMモデルに抜擢されたり、海外雑誌の表紙を飾ったりと業界からの関心が高く、「2024年期待の星」と呼ばれている。
先行公開した「Oh Mymy:7s」は公開から2週間足らずでYouTube再生回数471万回を突破。世界のファンからの反響も大きいという。そんなグローバルな注目度の高さもあり、今回のショーケースはオフラインだけでなく、オンラインで世界のメディア向けにも生中継された。
この日のソウルは、突然訪れた寒波の影響で、日中でも気温マイナス8度という寒さ。それにもかかわらず、”SEVENTEENの弟グループ”のお披露目とあり、ショーケース会場は150人を超えるメディア関係者で熱気に溢れていた。
ショーケースは、フォトタイムから始まり、タイトル曲「plot twist」と「Oh Mymy:7s」の世界初披露ステージ、ハイライトメドレーの動画公開、記者との質疑応答まで、約1時間。6人は、終始緊張した様子だったが、そのピュアな姿が逆に母性本能をくすぐられた。
フォトタイムは個人カット、集合カットの順で進行。個人カットでは、どのメンバーも、床に頭がついてしまいそうなくらい深々とお辞儀。マイクを通さずに「アニョハセヨ。○○(名前)イムニダ! カムサハムニダ!」と生声で元気いっぱいに挨拶していた。その初々しさに、すでにノックダウンしている人も少なくなかった。
集合フォトタイムでは、手でT・W・Sを模した公式シグネチャーポーズ、指を一本立てて首を傾けるキュートなポーズ、自由ポーズの3パターンで撮影。ちなみに自由ポーズは、メンバーそれぞれが自分のポーズを考えたものなんだそう。鏡の前でああでもないこうでもないと、試行錯誤している姿を想像するだけで胸がきゅうんとなった。
デビュータイトル曲「plot twist」のMVの初公開後、この日のメインイベントである「plot twist」パフォーマンスステージがスタート。キャッチーなメロディと10代特有の溌剌さと爽やかさを感じさせるパフォーマンスに、ぐんぐん引き込まれていく。
柔らかな関節の動きでしなやかに舞うSHINYU、ダイナミックに踊るJIHOON、豊かな表情で魅せるHANJIN、クールで正確な動きをするDOHOON、楽曲を一段階明るく見せるキュートなKYUNGMIN、華やかなオーラを放つYONGJAEと、メンバーたちの異なる個性がしっかり感じられるような振付も印象的だった。
2024.01.23(火)
文=酒井美絵子