SEVENTEENとのエピソードも

 そしてイベントは中盤戦へ。デビューに先駆けて先行公開された「Oh Mymy:7s」のプロローグ映像を経て、6人は「Oh Mymy:7s」をパフォーマンスした。「自分の魅力を見せるには7秒で十分」と歌う自信に満ちたこの曲。

 6人はプロローグ映像の時よりも、格段に磨きがかかったパフォーマンスを見せ、まさしく「7秒」で記者たちを魅了した。

 イベントの終盤は、ステージ上にテーブルが用意され、メンバーが椅子に座って質疑応答する時間。まずは海外メディアから、ロールモデルを尋ねる質問。するとDOHOONは、SEVENTEENをピックアップ。

「僕たちメンバー全員、SEVENTEEN先輩を見て、歌手の夢を持ちました。音楽を通じていい影響力を与えている姿は感動的ですし、僕たちもそんなグループになれるよう頑張りたいです」と抱負を語った。グローバル活動の目標については、KYUNGMINが「幸せなエネルギーを世界にお届けしたい」と夢を語った。

 メンバーたちから自然な笑顔がこぼれたのが、SEVENTEENに関する質問だった。DOHOONは「SEVENTEENの先輩からは、いつもたくさんのアドバイスをもらっています。美味しいものもたくさん奢ってくださるんですよ。おかげで体も心も元気に練習することができます」と先輩に感謝。

 HANJINが「僕は牛肉を奢っていただいています。僕とKYUNGMINはグループの中で一番よく食べるんです。先輩~! これからもたくさん奢ってください~!」と可愛くおねだりすると、会場の雰囲気が一気に和らいだ。

 YONGJAEは、「SEVENTEENの弟グループ」のほかに欲しいニックネームがあるのだという。

 「僕は”昨日より今日”というモットーがあります。昨日より今日、今日より明日、よりいい自分になろうと意識して毎日を過ごしているので、”パーフェクトアイドル”というニックネームで呼ばれたいです」とキリリ。ここまではっきりと発言するということは、自信があるということ。”パーフェクトアイドル”の冠がつく日も遠くないかもしれない。

 質問する記者が質問の前に「デビューおめでとう」というと、全員で起立して「ありがとうございます」と90度のお辞儀をしたり(律儀!)、記者たちの質問をメモをとりながら聞いたり。

 6人の謙虚で真面目な姿は常に好印象だった。声を張り上げて質問に答える姿も初々しさ満載で、そんな6人を見ているといつの間にか多幸感に包まれ、自然と笑みが溢れてきた。このピュア感は彼らの大きな武器となるだろう。

 質疑応答の後は、オンライン視聴しているメディアに向けて、メンバーたちから最後の挨拶。YONGJAEは日本語、DOHOONは英語、HANJINは中国語、SHINYUは韓国語と、多言語で挨拶をしていく様子を見ると、すでにグローバルな活躍を視野に入れた準備は万全のようだ。これからどこまで成長していくのか。今、始まったばかりの彼らのストーリーを、ずっと見守っていきたい。

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2024.01.23(火)
文=酒井美絵子