この記事の連載

 コロナ禍の収まりとともに外国客船の日本寄港も増え、待望の海外クルーズも続々と再開。船舶会社の新造船のニュースも続き、新時代到来かと思わせるほどの活況を見せつつあるクルーズの世界。

 気軽なワンナイトクルーズから極地を旅するエクスペディションクルーズまで、旅のプランは多種多彩だ。洋上のホテルとも称される豪華客船の魅力とは。

 クルーズライターの上田寿美子さんおすすめの外国客船クルーズをご紹介。


リュクスで自由なスーパーオールインクルーシブ

◆SEVEN SEAS GRANDEUR(セブンシーズ グランデュアー)

 究極のオールインクルーシブをコンセプトにしたスーパー・ラグジュアリー、「リージェント セブンシーズクルーズ」。

 その系譜の“完璧な継承”を掲げて2023年11月にデビューを果たすのが「セブンシーズ グランデュアー」だ。

 “リージェントスイート”をはじめとする客室は全室バルコニー付きのスイート。

 クルーズ界最大ともいわれるゆとりある船内はゴージャスなインテリアと数百万ドル規模というアートコレクションで彩られ、極上の食や特別なスパ・トリートメントなど、リュクスな船上ステイが堪能できる。

「ラグジュアリーでありながら、15泊以下のクルーズであればドレスコードが連夜エレガントカジュアルという自由さもセブンシーズの魅力です」(上田さん)

SEVEN SEAS GRANDEUR(セブンシーズ グランデュアー)

運航会社 リージェント セブンシーズクルーズ
乗客定員 746名
客室数 373室(全室スイート)
https://jp.rssc.com/

上田寿美子(うえだすみこ)さん。

クルーズライター。30年以上にわたって豪華客船を取材しクルーズの魅力を伝え続ける一方、外国客船の進水式や命名式に日本代表のジャーナリストとして招待されるなど世界的に活動。客船や旅行会社などのクルーズセミナー講師も務める。著書に『ゼロからわかる 豪華客船で行くクルーズの旅』『上田寿美子のクルーズ!万才』など。

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Column

CREA Traveller

文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。

2024.01.13(土)
文=張替裕子(ジラフ)

CREA Traveller 2023 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

ホテル、非日常への誘い

CREA Traveller 2023 vol.4

ホテル、非日常への誘い

定価1,500円 (税込)

「CREA Traveller」2023 vol.4の特集は、「ホテル、非日常への誘い」。