ゆとりある空間と美食、そしてきめ細やかなおもてなし。日本が世界に誇る豪華客船の伝統と進化が、今注目を集めている。
そんな日本の豪華客船を2回に渡りご紹介。今回は「飛鳥II」。
ますます進化を遂げていく日本船籍最大のラグジュアリー客船
◆飛鳥II

世界最高峰の格付けを受けた客船「クリスタル・ハーモニー」を改装し、和の心を取り入れた日本船籍最大のラグジュアリー客船として2006年に就航した「飛鳥II」。
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
全室海側のゆったりとした客室、代々の総料理長が受け継ぐ美食の伝統、豊富なエンターテイメントなど、日本を代表する豪華客船たる要素は枚挙のいとまがなく、世界一周クルーズから気軽なショートクルーズまで多彩で幅広いクルーズ・ラインナップも大きな魅力だ。


運航会社である「郵船クルーズ」では現在、2025年夏ごろの就航を目指し新造客船「飛鳥III」を建造中。

これまで培ってきた和のおもてなしに最新のテクノロジーを加え、進化し続ける「飛鳥ブランド」をコンセプトに、世界トップクラスのゆとりある空間と、より自由な“パーソナライズをテーマにした最幸のクルーズライフ”を実現するという。

飛鳥クルーズの旅は、ますますグレードアップしていく。

飛鳥II
運航会社 郵船クルーズ
乗客定員 872名
客室数 436室(うちスイート58室)
https://www.asukacruise.co.jp/
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Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2024.01.11(木)
文=張替裕子(ジラフ)
CREA Traveller 2023 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。