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 フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?

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11月10日の花はリシアンサス「ロジーナブルーピコティ」

 リシアンサスは、いわゆるトルコキキョウのことで、「ロジーナブルーピコティ」は花びらの縁に青紫色の模様が入った個性豊かな品種です。

 ロジーナは種苗会社のサカタのタネが開発したシリーズの名前です。

 もともと一重咲きだったリシアンサスから八重咲きのもの、さらにバラのような咲き方のものが登場しました。

 このバラのような咲き方のものを改良し、限りなくバラに近い「究極のバラ咲き」として発表されたのがロジーナシリーズです。

 ロジーナとはイタリアの女の子の名前として人気がある言葉で、バラのような人という意味があります。

 進化をとげて様々な表情の花が揃ったリシアンサスは、現在ではバラやカーネーションと並ぶメインの花として活躍しています。

 リシアンサスは1つの茎から枝分かれしていくつも花がついているので短く切り分けて、ブルーのワイングラスにいけてみましょう。

【リシアンサスの花言葉】よい語らい、深い思いやり、華麗なヒロイン、ゆうべの出会い、清々しい美しさ
【リシアンサスが誕生花の人】5月25日、6月28日、7月12日、8月14日、12月16日生まれ

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佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

次の話を読む【11月11日の花】パフィオペディルム “女神の履物”という意味の艶やかな花

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フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。花にまつわるトピックスや飾り方などもあわせて紹介します。今日は、花を飾ってみませんか?

 

2023.11.10(金)
文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌