つまり、この場合では単語帳を開くハードルを低くしたのと同じように、「外に出る」までのハードルが極力低くなるように、仕組みをつくればいいわけです。
一例ですが、トレーニングウェアをパジャマにする、という対策を考えることもできます。ウェアに着替えた状態で寝れば、朝起きたらそのまま走りに行けますよね。
起きてから走りに行くまでのレールをあらかじめ敷いてしまえば、行動のハードルをかなり下げることができます。
そして、「今日は疲れてるから走らない」という日があっていい。「朝起きて、外に出る」だけクリアすればいい。
習慣化とは、ハードルを下げることで身につきやすくなります。
〈進学校、大手塾に行く必要はない? 「偏差値50」から東大・京大に合格するために必要なこと〉へ続く
2023.09.19(火)
文=岡 健作