話題の【フェムケアヨガ】
心と体の“プチ不調”を改善する
おすすめヨガポーズ7選

レッスンを受けると泣いてしまうお客様も

──「私に寄り添うフェムケアヨガ」は、どのようなメンバーで開発されたんですか？

村上さん　通常、LAVAのプログラムは専門のプログラム開発トレーナーが作るんですね。でも今回は、そのトレーナーに加えて、私を含むトップインストラクター2名と、広報担当者も入って開発しました。まず広報が入っている理由は、このプログラムをできるだけ広く女性に知ってほしいと考えたからです。

　せっかく良いプログラムを作ったとしても、それを世の中に知ってもらわなければLAVAの中でとどまってしまう。逆に、世間に広めることができれば、それだけ多くの女性を幸せにできるので、いかに世の中に出していくかを当初から考えていました。ストーリーの部分やメディアへの取り上げられ方も含めて、どのようにすれば世に広がるかという観点から、広報が入りました。

　また、私たちトップインストラクターはスキルはもちろん、多くのお客様からたくさんの声を集めてくる力も優れているということで、今回参加することになりました。LAVAメンバーそれぞれの知識や経験、お客様のニーズをちゃんと融合させることができたからこそ、女性ひとりひとりの心と体に寄り添った、本当にいいプログラムが出来上がったのではないかと思っています。

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──「私に寄り添うフェムケアヨガ」のレッスンで特にこだわっているポイントは？

村上さん　レッスンの内容や質はもちろん、コール（声かけ）や呼吸法など細部までこだわっています。コールでこだわっているのは、100人いて1人が気になるような言葉の言い回しはしないということ。レッスン時に毎回お客様の反応を見ながら、「ここはこういう言葉に言い換えた方がいいかな」とか、かなり注意深く行うようにしています。というのも、同じ女性であっても心と体の状態や経験は人それぞれなので、例えそれが少数1人であったとしても繊細に言葉を扱い、全員が心地よくない気持ちにならないように、楽しくレッスンを受けていただきたいからです。

──「私に寄り添うフェムケアヨガ」のレッスンを受けると、泣いてしまうお客様もいると伺いましたが？

村上さん　それだけ皆さん頑張っていて、中には思い詰めていらっしゃる方もいるのかもしれませんね。レッスンに来てみんな笑顔で受けてくださっていますが、心の中にはいろいろと抱えているものがあるんだろうなって。そういうことに気づかせていただく良いきっかけになりました。

　どんな生き方をしていても、皆さんいろいろな経験をされていますよね。それが自分だけじゃないんだなっていう安心感を持っていただけたり、周りの人に思いを馳せて泣いてしまうという方もいらっしゃいます。あとは例えば生理痛やPMS、出産後の体型の変化などもごくごく当たり前のことで、決して悪者じゃないよねと感じられるようにコールをするんです。なのでヨガのポーズをとっているんだけれども、自分の「今」はもちろん、ツラいと感じていた「過去」、そして不安に感じている「未来」の人生をプラスに受け入れることができるようになるんです。

　ヨガで心と体が解放されるだけでなく、こういう時間をもつことによって、自分だけではなく、周りの人も大切にできる、そんな女性になれるのではないかと思います。

» #1：PMSを和らげる「スワンのポーズ」
» #2：生理痛を予防・緩和する「ゆりかごのポーズ」
» #3：イライラ解消に役立つ「ハイランジツイスト」
» #4：冷え・むくみを改善する「乗馬のポーズ」
» #5：骨盤底筋群を鍛える「ダウンドッグのかかとUP」
» #6：眼精疲労・不眠をケアする「セルフアイマスク＆首ほぐし」
» #7：スマホ首＆肩こり解消「魚のポーズ」
» #8：ホットヨガスタジオLAVAの「私に寄り添うフェムケアヨガ」とは？

◆お話を伺ったのは…

LAVAトップインストラクター 村上里菜さん

地元岩手県で東日本大震災を経験。ヨガを通じて、自身の心が解放される経験を得たことから、インストラクターを目指す。現在はホットヨガスタジオLAVA2023年度トップインストラクターとして幅広く活躍中。管理栄養士、IBMF公認ファスティングカウンセラー®、IBMF公認インナービューティ トレーナー®の資格を生かしたカウンセリングにも定評があり、人々を内面から美しく健やかにするサポートを精力的に行っている。
Instagram　＠rina.yoga_

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