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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年8月28日)
vol.45 モウカザメのバター醤油ソテー丼
「サメなんて食べたことない!」って方も多そうですが、モウカザメがね、おいしいのですよ。柔らかくてクセがなくて、鶏と白身魚の中間のような旨みがあって。しかも値段も手頃、見つけたら私は最近必ず買っています。
揚げてもおいしいんですが、きょうはムニエルに。バター醤油で味つけすると、白ごはんに合うんだなあ。
■材料(1人分)
・モウカザメ:1切れ
・小麦粉:適量
・バター:1かけ(8g程度)
・醤油、酒:小さじ2
・塩こしょう:適量
・ごはん:適量
・青ネギ:お好みで
■作り方
(1) モウカザメは両面に軽く塩こしょうして、薄く小麦粉をつける。
(2) フライパンを中火で熱してバターを入れ、ほぼ溶けたぐらいで全体になじませ、(1)を入れる。
(3) 焼き面がきつね色になったら返し、酒を入れ、もう片面にも焼き色を付け、醤油を加える。
(4) モウカザメが大きければ適宜切って、ごはんと器に盛る。刻んだ青ネギを散らす。
モウカザメ、厚みにもよりますが1センチ前後の厚さだったら中火で片面2分、返して1分ほど焼いてください。身が硬くなりにくいのもモウカザメのいいところ。
最初に食べやすい大きさに切って、ソテーしていただいても構いません。揚げもの好きな方なら、ナゲットにしてもおいしいですよ。
そうそう、昨日の豚キムチ×トマト、うまそうでしたねえ。夏にぴったり! そして沖縄のうつわに最高に映えてた。のりこさんはうつわの趣味がいいんだよ、また。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.08.28(月)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔