ハリウッドで活躍する監督、俳優、歌手……スターたちが影響を受けた映画とは？ 他では聞けない、ベスト3(人によってはベスト1、ベスト2の場合もあり)を紹介します。心に沁みるコメントも一挙掲載！
ジョン・グッドマン(John Goodman)
1952年ミズーリ生まれ。93年にテレビシリーズ「ロザンヌ」への出演でゴールデングローブ賞受賞。『Studio 60 on the Sunset Strip』('07)でエミー賞受賞。コーエン兄弟作品の常連俳優。最新作は『Inside Llewyn Davis』('13)
1位『波止場』('54米)
「マーロン・ブランドの演技に目から鱗が落ちてしまった。初めて観た時は、単純にかっこいいと思ったけれど、大人になり、俳優になってから観ると、違う魅力が感じられる。強烈な存在感がスターとしての武器だと痛感した」
ニューヨークの港を舞台に、港を支配するマフィアのボスに立ち向かっていく元ボクサーで日雇い港湾労働者の若者の姿を描く。
監督：エリア・カザン／出演：マーロン・ブランド
2位『市民ケーン』('41米)
「誰も知らない秘密……一度観たら忘れられない傑作だと思う。オーソン・ウェルズは天才だよ」
新聞王ケーンが謎の言葉を残して死んだ。新聞記者の男は、言葉の意味を求めて生前のケーンを知る人物にあたるが……。
監督：オーソン・ウェルズ／出演：オーソン・ウェルズ
2014.01.04(土)
成田陽子＝取材・文
アフロ＝写真提供
CREA 2014年1・2月合併号
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この記事の掲載号
CREA 2014年1・2月合併号
運命の映画 最愛のドラマ
定価 670円（税込）
