最近、スマホの中で、そのシェアを大きく伸ばしているブランドが、Googleが展開する「Pixel」シリーズです。先月には、それまで87週連続してトップ2を独占していたAppleの「iPhone」を抜き、Pixelシリーズの最新モデル「Pixel 7a」が2位に食い込んだことが話題になりました(BCN調べ。2023年5月8日週のスマホ売れ筋ランキング)。
そんなPixelブランドからこのたび新たに登場したのが、タブレット「Pixel Tablet」です。見た目は一般的なAndroidタブレットながら、付属のスピーカー内蔵スタンドを使うことでスマートディスプレイに変身するなど多彩な使い方が可能な本製品、今回は、普通のタブレットとは一味違った本製品の活用方法のバリエーションを紹介します。
![「Pixel Tablet」を付属のスピーカー内蔵スタンドに取り付けた状態。実売価格は79,800円(128GBモデル)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/7/1280wm/img_d708e09bd7da72cb37ae2c551649b4c0170175.jpg)
![背面。スピーカー内蔵スタンドにマグネットで吸着させることで、さながらスマートディスプレイのようなルックスになります](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/c/1280wm/img_8cd4e147af1943fb8b0dad94b2242058195025.jpg)
その1:タブレットとして使う
本製品は、単体では至って普通のAndroidタブレットです。画面サイズは10.95型と、現行のiPad(10.9型)とほぼ同じで、メモリも8GBと潤沢なためサクサク動作します。電子書籍の閲覧やインターネットのブラウジング、さらにはゲームなど幅広く利用できます。アプリも最小限でスッキリしているのも好印象です。
![磁力で吸着しているスピーカー内蔵スタンドから取り外すと…](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/e/1280wm/img_fe2e4c331a3747826f3ba2b32e71ea2b137484.jpg)
![単体で10.95型のAndroidタブレットとして使用できます](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/1280wm/img_328378195a81d33984c1eb2af4899bf2225965.jpg)
その2:スマートスピーカーとして使う
本製品は、付属のスピーカー内蔵スタンドに取り付けることによって、天気などの質問に音声で答えたり、部屋の照明やエアコンなどの家電製品をスマートリモコン経由で操作したりと、スマートディスプレイと同じ使い方ができます。このスタンドは充電機能も備えているため、未使用時はここにセットしておくことで、ケーブルをつながなくとも充電を行えます。
![「明日の天気を教えて」と音声で呼びかけると…](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/1280wm/img_8523d233083672363843b88eff26418e112541.jpg)
![天気を音声で教えてくれるとともに、画面上でも表示してくれます。スマートディスプレイそのものといっていい挙動です](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/2/1280wm/img_b2e8d36f41f10235e8946e29504bf540123470.jpg)
その3:動画再生端末として使う
本製品をスピーカー内蔵スタンドに磁力で吸着させると、その瞬間から音声の出力先が切り替わり、広がりのある音を楽しめるようになります。音楽再生はもちろん、画面サイズが大きいことから、YouTubeやNetflixといった動画視聴用の端末としての利用にもぴったりです。サービスによっては音声での起動や操作も行えますので、作業中で手が離せない場合にも重宝します。
2023.07.06(木)
文=山口真弘