物の入口と出口の整備も必要
また、維持をするためには、家の中に物を入れる/外に出す、つまり物の入口と出口の整備も必要です。何も考えずに物を入れてばかりいては、家の中はあっという間に“便秘”状態! 毎日ひとつでも新しい物を入れていたら、1年間で365個も物が増えることになります。これを見直さずに数年が経過すれば、もちろん家の中は窮屈になりますね。
ですから、物を家の中に入れる時には
「本当に必要で使いこなせる?」
「他に代替品はない?」
「しまうところがある?」
という3つのことを必ず考えるようにしましょう。
「なんだか物があふれてきた」「片付けにくいと感じるようになった」こんな時は、見直しする時期です。このタイミングを見逃すと、「何をどこから片付けていいのかわからない……」という、どうにもならない状態にまで戻ってしまいます。リバウンドしたら、何が自分に合っていないのかを見極める。物を家に持ち込む時にじっくり考える(入口を整備)。物を外に出すことを定期的に繰り返す(出口の整備)!
ちょっとのサインを見逃さないで、自分のために、家族のために、心地よいスペースを維持して下さい! 応援しています!!
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Column
鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル
CREAのインテリア特集に収納エキスパートとして登場し、“収納ベタ”読者にズバリ適切アドバイスを施した片付けのプロ、鈴木尚子さん。「実は片付けが大の苦手だった」鈴木さんが、結婚・出産を機に見つけ出した片付けの極意とは? 理想の空間や暮らしに近づいていく整理術とは? ご自宅のプライベートフォトを添えて、分かりやすくご紹介します。
2013.12.15(日)