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恋愛リアリティ番組は普段からよく見る

──『ラブ トランジット』への参加を決めたのは復縁を期待して……ですか?

マイ この番組に参加しようとダイキさんをお誘いしたのは私なんですけど、『ラブ トランジット』が始まると聞いて、自分の恋愛観と向き合えそうだなと思ったのが一番の理由です。

 新しい恋や、過去の恋愛に決着をつけるとかではなく、自分の恋愛観と向き合ったうえで、すごく素敵な方がいたら、恋愛するのもいいなと思って参加したいと思いました。

 ただ、参加の条件が「過去におつきあいして別れた元カップル」ということだったので、番組が配信された時に、社会的に信用できる元カレって……と考えていたらダイキさんが浮かびました。

ダイキ 僕は、別れた後、しかも海外で何度も偶然すれ違うようなマイとは、この後もどこかで人生が交差するかもしれないというモヤモヤした気持ちが強かったので、番組に参加することで、過去と正しく向き合って答えを出せるならいいなと思って参加を決めました。

 よくも悪くも白黒はっきりしているほうが好きなので、番組に参加することで何か答えが見つかるんじゃないかと思ったんですよね。

 それに、自分たちもびっくりするほどの腐れ縁がどうなるかということを、いろんな人と共有しながら答えが出せるなんて、ちょっと楽しそうだなとも思いました。

──普段から、恋愛リアリティ番組はご覧になっているのですか? 元ネタとなった韓国の恋愛リアリティ番組 『환승연애(乗り換え恋愛)』はご覧になりましたか?

マイ 私は恋愛リアリティ番組が好きで、普段からよく見ていました。オリジナルの『환승연애(乗り換え恋愛)』も初回だけ見せてもらったので、「こういう番組なんだな」と心の準備をすることができました。

ダイキ 僕も、『バチェラー・ジャパン』や『バチェロレッテ・ジャパン』、『テラスハウス』などで、なんとなく恋愛リアリティ番組は知っていたつもりです。自分自身もエンタメ業界の人間なので、自分が参加することに対しての抵抗感もありませんでした。

2023.06.25(日)
文=相澤洋美
撮影=釜谷洋史