CREA Traveller 2023 vol.2の特集は、「究極のウェルネスを求めて 目醒めのタイ」。
今回はタイの最先端ウェルネスツーリズムに注目。長く続いた停滞の日々に降り積もった心身のひずみは、早めのリセットがおすすめ。旅人を優しく、エネルギッシュに迎えてくれるタイを旅するうちに、心身が整ってゆくのを感じられるはず。
CREA Traveller 2023 vol.2
究極のウェルネスを求めて
目醒めのタイ
特別定価1,500円
CREA WEBでは、CREA Traveller 2023 vol.2のコンテンツの一部を大公開します!
パンガー湾の真ん中に位置するヤオノイ島は、手つかずの自然が色濃く残る秘境。漁で生計をたてるムスリムたちが暮らす、穏やかで素朴な島だ。この島にある極上のリゾートに籠もれば、いつしか心が解けてゆく。
自然に溶け込むヴィラで幸せな休日を過ごす
◆Six Senses Yao Noi(シックスセンシズ ヤオノイ)
![インフィニティプールがあるレストラン「ザ・ヒルトップ」は、絶好の朝日観賞スポット。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/6/1280wm/img_668a9e544903c16f16d833b5c3c7b8f1285633.jpg)
プーケットから専用スピードボートで約40分。特徴的な岩礁をいくつも通り過ぎると、やがて、こんもりとした緑の島が見えてくる。
![プーケット北東部にあるアオ・ポー・グランドマリーナからスピードボートで向かう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/1280wm/img_48917cdae97dbcf19033a400a08cfbb3541014.jpg)
森の中にヤシの葉葺き屋根が見え隠れするこのリゾートこそ、タイの隠れ家、「シックスセンシズ ヤオノイ」。
![野生の花々が彩る自然豊かな島。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/5/1280wm/img_d5e2131dc3e031327263408cf55cd206249982.jpg)
上陸して包まれるのは、草の香りや、匂いたつような鮮やかな花……。次々と現れる南国の様相に、まるで森の秘密基地に招かれたような気分だ。
![セラピストにフットマッサージを教わるワークショップもある。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/1280wm/img_653a9be1707d6eb7d2c99dd2aea969b2911212.jpg)
シックスセンシズといえば、ウェルネスに特化した自然派ラグジュアリーリゾートの先駆者。
ヨガにマッサージにデトックスにアーユルヴェーダなど、体験したいメニューは山ほどあるが、まずはウェルネス・スクリーニングを。
![シックスセンシズならではのウェルネス・スクリーニング。足と手を金属プレートの上に置き、額に電極をつけた状態でスキャンを開始。3分ほどで計測完了。PCにみるみるデータが現れる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/1280wm/img_8be034a1734fe8d1c163ed76fc7d2190392393.jpg)
これは、独自の計測器で身体組成やストレス度数などを測定、その分析結果とゲストの希望をもとに、最適なウェルネスプログラムを提案するというもの。
![空中ヨガを指導してくれるのは、アーユルヴェーダとヨガの専門家、アーニッシュ先生。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/1/1280wm/img_d10c9cae07cf1b481f57e5acb04d17201206496.jpg)
ちなみに、専属のドクター、アーニッシュ先生は4代続くアーユルヴェーダの医師であり、ヨガ・エキスパートの家系。
伝統的な知識に科学的な視点を加えつつ、丁寧にアドバイスをしてくれる。先生が直々に指導してくれる空中ヨガも人気だ。
![約2時間半のクッキングクラスは、オーガニックガーデンでハーブを摘むところから始まる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/e/1280wm/img_ae852a80b35d147e0d76c69185f420c0560836.jpg)
シックスセンシズならではのサステナビリティ哲学に触れるのなら、ワークショップへ。天然素材を使って作るソープやスクラブ、プラスチックフリーのアイテムは、旅の思い出にもなる。
![「スパ・パヴィリオン」の一角。トリートメントの後はここでお茶を。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_288fc0335725e32f0cd92e7a3e664e6f1526639.jpg)
2023.04.14(金)
文=芹澤和美(Journal House)
撮影=志水 隆
CREA Traveller 2023 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。