この記事の連載
ハワイ島ラグジュアリーホテル #1
ハワイ島ラグジュアリーホテル #2
ハワイ島ラグジュアリーホテル #3
ハワイ島の玄関口・コナ空港からのアクセスも快適なウェストサイド。ラグジュアリーホテルに滞在して優雅で贅沢な休日を満喫したい。
ウェストサイドで今注目したいホテルとレストラン3軒を3回に渡りご紹介。
全米一の美しい砂浜を目前に極上のヴァカンス
◆The Westin Hapuna Beach Resort(ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート)
[ハプナビーチ]

ビッグアイランドの愛称のとおり、ハワイ島の懐は深くて広い。イーストサイドには、ヒロをはじめ昔懐かしい情緒を残す街が点在し、サウスサイドではキラウエア火山が噴火を続け、海辺には黒砂のビーチが広がる。

そしてウェストサイドには、プウホヌア・オ・ホナウナウをはじめとした古代ハワイからの聖地や聖域が受け継がれるとともに、海岸線にラグジュアリーホテルが連なり、高級リゾートエリアとして旅人たちを優雅にもてなす。

なかでもハプナビーチのほとりに広がる楽園、ウェスティンハプナ ビーチ リゾートは、その素晴らしい環境と壮観な建築でゲストを圧倒的な非日常へといざなうホテル。到着した瞬間、ロビーから見渡す青い海は感動的だ。

南の島らしい優美なインテリアの客室は、すべてゆったりとして美しい海を近くに感じられる空間となっている。しかもプライベートラナイ付きで、穏やかな海風が心地よい。

リゾート滞在の楽しみも豊富だ。全米一に選ばれたこともあるハプナビーチでのウォーターアクティビティはもちろん、インフィニティプール、ゴルフ、フィットネス、スパ……、リゾート内にはヘリポートを備え、遊覧飛行の手配も可能。

さらにこの土地ならではといえば、星空観測も見逃せない。晴天率が極めて高いウェストコーストの澄んだ夜空にきらめく星の数と明るさに驚くばかりだ。

2023.03.27(月)
文=矢野詔次郎
撮影=熊谷 晃
コーディネート=宇都克仁
CREA Traveller 2023 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。