この記事の連載
楽園ハワイへの旅、その大きな目的といえば、お気に入りホテルでの優雅なリゾートライフ。
今、ホノルルでとびきりの休日を満喫できる“マストステイ”な空間へとご案内しましょう。
優雅なホノルルステイを叶える9軒のホテルを、9回に渡りご紹介。
SDGsを重視したユニークな取り組みとは
◆PRINCE WAIKIKI(プリンス ワイキキ)

プリンス ワイキキでぜひ訪れてみたいのが、5階のプールエリアに隣接するクラブ ラウンジ。
31階以上のクラブフロアに宿泊するゲストが特典として利用できるこの施設では、朝は簡単な朝食、昼は軽食、夜はオードブルなどを提供している。

アラワイ・ヨットハーバーやアラモアナ・ビーチパークの絶景を眺め、地ビールやワインなどを味わいながら、ハワイにステイする幸せを噛み締めたい。

このホテルは、SDGsを重視した試みを行っていることでも知られる。

その一例が、アクアポニックス。魚の養殖と水耕栽培を組み合わせた取り組みだ。環境に優しいこのシステムを導入し、屋上のスペースで育てられたレタスやハーブなどは、館内のレストランのメニューにも採り入れられている。

ビーチクリーンアップ用キットがついてくる「マラマハワイ」プランも面白い。現地NPOとコラボレートしたこのプランでは、砂ふるいを使い、海岸の砂に交じったプラスチックなどの微細な海洋ゴミを取り除く体験ができる。
かけがえのないハワイの自然について、深く考える貴重な機会になるはず。

PRINCE WAIKIKI(プリンス ワイキキ)
所在地 100 Holomoana St., Honolulu
電話番号 808 956 1111
客室数 562室
料金(1室) 520ドル~(2名利用)
●日本でのお問い合わせ/フリーダイヤル 0120-00-8686
https://jp.princewaikiki.com/

Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.01.22(日)
文=下井草 秀
撮影=橋本 篤
コーディネート=工藤まや
CREA Traveller 2023 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。