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 生活習慣病の予防と治療を目的とした「栗原クリニック東京・日本橋」の院長・栗原毅先生によると「体がダルい」「肩がこる」「冷えやむくみがひどい」といった、ちょっとした心身の不調は血液の汚れが進んでいるからだそう。

 栗原先生が考案した「血液のおそうじスープ」には、血流を改善し血管の老化を防いでくれる栄養素が凝縮されています。1日1杯、まずは最低2週間続けてみましょう。日々の不調が改善されるかもしれません。

 そんなスープの作り方をご紹介した前篇に続いて、後篇では毎日続けやすくなるアレンジレシピを特別に公開します。

» 「血液のおそうじスープ」の“素”の作り方はこちら


●気になる症状別の特別アレンジ

 血液の汚れが原因で起こる症状を改善できる食材をふんだんにとり入れた、アレンジレシピをご紹介します。気になる症状があるときにぜひ試してみてください。

【疲労感・だるさ】純豆腐風スープ(114kcal)

 疲労回復効果のある硫化アリルを含むニラと、肝機能を高めるタウリンを含むあさりとの合わせ技で疲労感やだるさを改善。豆腐たっぷりめなのでタンパク質もしっかり摂ることができます。

【材料】(2人前)

・木綿豆腐…150g
・あさり(殻つき)…100g
・ニラ…30g
・キムチ…100g
・血液のおそうじスープの素…1食分
・水…200ml

【作り方】

(1) 木綿豆腐は一口大よりもやや大きめにちぎっておく。あさりはこすり洗いをしておく。ニラは3センチ幅にざく切りにする。

(2) 鍋に水、木綿豆腐、あさり、キムチを入れて蓋をして、ひと煮立ちさせて2分ほどそのまま煮込む。あさりが開いたら、ニラを加えてざっくりと混ぜる。

(3) スープの素を加えてひと煮立ちさせたら火を止めて完成。

2023.01.02(月)
文=栗原 毅