この記事の連載
1泊2日佐渡島の旅 #1
1泊2日佐渡島の旅 #2
いよいよ佐渡金山、そして神秘のスポットへ
![道遊の割戸は佐渡島屈指の奇観!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/9/1280wm/img_89586cbd4e4b83a63e83dc7fd8c9fd56210573.jpg)
お腹が満足した後は、相川金銀山の採掘跡「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」へ。なんと山がV字に割けており、これは、人が金を求めて山を削り続けた結果、このような姿になったのだそう。
そして、いよいよ、日本最大の金銀山「佐渡金山」へ。1601年の開山から、約400年にわたり金が採掘されており、主要金鉱脈は8本。東西3,000メートル、南北600メートル、深さ800メートルに広がり、掘られた坑道の総延長は400キロメートルにも及びます。
![日本最大の金銀山「佐渡金山」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/4/1280wm/img_241e94fec042bc90272762e55f5a2fe0194764.jpg)
金脈を探すために掘り進めた坑道は見学できるようになっており、江戸時代の手掘り坑道「宗太夫坑(そうだゆうこう)」をめぐりながら、人形や小道具で再現された「佐渡金山絵巻」に描かれている採掘作業を見ることができる「宗太夫坑 佐渡金山絵巻コース」や、明治に開削され、佐渡金山の近代化に貢献した「道遊坑(どうゆうこう)」をめぐるコースなどが用意されています。
また、特殊メガネを装着して坑道を歩く、最先端の技術を駆使したアトラクションや、山師になった気分で真っ暗の坑道を冒険できるガイド付きツアーなどもあるので、楽しみながら佐渡金山への見識を深めることができるのも魅力。
![宗太夫坑 佐渡金山絵巻コース。所要時間約30分。人形の動きがリアル!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/2/1280wm/img_825a93fd8e159299585a4ba3fd24137c173081.jpg)
佐渡金山を訪れた後は、『千と千尋の神隠し』の舞台のモデルになったと言われている、小木エリアのたらい舟スポットへ。小木地区では、現在3か所でたらい舟を楽しめるそうですが、こちらの矢島・経島は、赤い太鼓橋がかかり、非日常的な景色が広がります。
海水の透明度が高く、昼の矢島・経島では美しい海色を満喫できますが、海面が紅色に染まる夕暮れどきは、より一層幻想的な雰囲気が漂うのでおすすめです。
![矢島・経島。息を呑むような絶景が広がる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/1280wm/img_b3385f6c4d0aae1ade67bcaf45d402af271172.jpg)
![透明度の高い海。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/c/1280wm/img_7c08cdb5f23d1bb233655a344c198bdc128187.jpg)
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2022.11.22(火)
文=CREA編集部
撮影=佐藤 亘