空前のアウトドアブーム。愛犬ともキャンプを楽しみたいという人が急増し、SNSで「#犬連れキャンプ」が大盛り上がり中!

 そこで、もっと安心・安全に楽しむために、『愛犬と楽しむキャンプ 徹底サポートBOOK』(メイツ出版)より、記事を一部抜粋して、犬連れキャンプのコツを2回にわけてご紹介!


愛犬連れでキャンプに行くならドッグフリーサイトのあるキャンプ場がおすすめ

 犬連れキャンパーの間で人気急上昇中で、最近全国に増えつつあるのが、区画ごとに囲いがあって犬をノーリードにできるドッグフリーサイト。初心者が愛犬連れでキャンプに行くなら、断然ドッグフリーサイトがおすすめです。

 せっかくキャンプ場へ行っても、常にリードにつないでいなければいけないと、愛犬は退屈し、飼い主も気を遣います。でも、区画ごとに囲いのあるドッグフリーサイト(ドッグランサイト)なら、設営や撤収など作業中でも愛犬を自由にさせてあげられるため、愛犬も飼い主ものびのび過ごせます。

 ひと口にドッグフリーサイトといっても、その作りはさまざま。例えば、囲いの材質や高さ、強度によって、安全性や景観、居心地などが変わってきます。また、柵1つ隔ててサイトが隣り合っている場合、ほかの犬に反応してしまう犬は落ち着かないことも。
 
 区画の広さや、車両がサイトに入れるかどうか、電源があるかどうかも、チェックしておきたいポイント。自分たち家族に合ったサイトを見つけましょう!

なぜドッグフリーサイトがいいの?

迷子の心配が少ない

 区画が囲われていてドッグラン状態のため、脱走や迷子の心配が減ります。ただし、最初に囲いの安全確認をしっかりしましょう。

人も犬ものびのびキャンプできる

 設営や撤収、調理、食事中も、愛犬をリードにつないで待たせておかなくて済むため、自然の中で愛犬も飼い主ものびのび過ごせます。

夜に獣が近づきにくい

 夜にはイノシシやシカ、サル、タヌキ、ネコなどが近づいてきて愛犬が大騒ぎすることがありますが、囲いがあればある程度防げます。

近隣トラブルが少ない

 ほかの犬や人がサイト内に入ってきてしまったり、サイト同士の位置が近かったりして、トラブルになるリスクが減ります。

 ドッグフリーサイトは愛犬家に人気! 早めに予約を。

2022.10.10(月)
文=井上綾乃・山賀沙耶
写真=上樂博之